外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

運の強さ

2010-11-12 23:58:58 | 大学野球
帰宅したら、私宛てに届いた郵便物を娘から受け取りました。

南青山のジャズ・クラブの月間スケジュール、早稲田OBからの手紙、Amazonで買ったアメリカ映画のDVD…

「パパの生活は、わかりやすいよね」と娘から言われて、一言も反論できない私でありました。

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「何か持っている」

メディアが好んで使う、この表現が、私は大の苦手です。
ですから、このブログで一度も私は使ったことがありません。

プロならば商売上の都合もあってやむを得ないのかも知れません。
しかし、学生スポーツにおいて特定の選手を神がかり的にメディアが取り扱うのは、全く私は感心しません。

普通の選手達に対して、「いくら君達が努力しても、あの選手には手が届かないよ」と、メディアやファンが騒いでいるに等しいように、私には聞こえてしまうからです。

「○○神話」というのも、同じように苦手です。

「怪物」「怪童」という表現あたりまでは違和感がありませんが、いくらなんでも「神」扱いはないでしょう。

モーゼのように、海が割れることはないのですから。
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そんな、へそ曲がりの私ではありますが、「運の強い人」が、スポーツ界に現実にいるということには、躊躇することなく、完全に同意します。

単に「運の強さ」といえば抽象的で、ややもすると「果報は寝て待て」などと同じような意味になってしまいがちです。

でも、私なりに分解すると、具体的には次のようになります。
(1)世間が注目する大舞台、天下分け目の決戦に駒を進めてもおかしくないだけの優れた競技能力を、そもそも有している。

(2)その決戦に至るまでにピンチに遭遇しても、そのピンチをバネにして、むしろ大舞台に駒を進めるためのエネルギーに転換してしまうような、人一倍強い負けじ魂がある。

(3)いよいよ、その大舞台に立った時、周囲の関心の高さにも萎縮したりアガったりすることなく、頭脳が冷静に機能し身体はパワー全開となるような性格である。

すなわち、「運も実力のうち」
言い方を代えれば、裏付けとなる能力と努力のあった者のところに幸運は巡ってくるということです。

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斎藤主将、宇高副将、福満主務、野崎コーチらに代表される2007年入学組は、本当に「運の強い」学年だと私は思っています。

彼らが早稲田に登場した春、いきなり田中幸長主将の手のひら骨折、西武裏金事件というピンチに遭遇しますが、むしろそれをバネにして、一気に大学日本一まで駆け上がっていきました。

今年も、主力打者の退部、あるいは東大に敗戦するなどのピンチに遭遇しましたが、それを補って余りある結束で乗り越えて、優勝争いを展開し、優勝決定戦で勝利して、全国のファンから祝福を受けることができました。

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これからの一週間、2007年入学組の最後の決戦ウィークです。

彼らが下級生の頃から、「四年生で、できれば秋に優勝するのが最高だ」と私は話し、彼らも同意してくれました。

そんな彼らの、学生時代の最後の決戦です。

ここまでくると、私には何もできません。
ただ、ただ、最後まで勝ち抜いてほしいです。

そして、明治神宮大会初優勝という足跡を刻み込んでもらいたいです。
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毎日新聞

2010-11-11 22:46:44 | 大学野球
毎日新聞が、優勝パレードに燃えた夜の源兵衛のことを取材にきたようです。

来週あたり、記事が載るとの噂です。
ちょっと楽しみですね。


また、来週は神宮大会の祝勝会もあるはずと確信しています。
間違いなく、今年はチャンスですよ、皆さん。

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週ベ今週号

2010-11-10 19:40:43 | 大学野球
週刊ベースボール今週号は、早慶による優勝決定戦、そして早大右腕トリオの記者会見の模様が、それぞれカラー2ページで特集されています。

どのシーズンにおいても、学生野球におけるMPVは優勝チームの主将だと、私は事あるごとに書いてきました。
ですから、秋季リーグのMPVは、掛け値なしに早稲田の斎藤佑樹主将です。

会心の笑顔の斎藤主将、そして彼を胴上げする、宇高副将、福満主務、そして福井投手の満面の笑みをご覧ください。
\(^O^)/
この写真では、野崎コーチ、大石投手らは、腕だけが写っているものと思われます。
(;^_^A
でも、きっと彼らも最高の笑顔で胴上げに参加していたに違いありません。

厳しい戦いを勝ち抜いてきたアスリートだけに許される最高の笑顔に、改めて心から拍手を送りたいと思います。

※なお、週ベ来週号は、斎藤くんの一大特集が組まれているそうですから、斎藤くんファンの皆さんは絶対に見逃せませんね。
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早慶決戦の関連では、50年前の伝説の6連戦における、徳武さんの豪快な本塁突入シーンが紹介されています。


このコラムを担当されている、神宮バックネット裏の常連・大内隆雄さんは、「当時の世の中の早慶戦への期待の高さがあるからこそ、早慶のナインは必死に戦った。戦わざるを得なかった。」と書いていらっしゃいます。

その通りだと思います。
そして、それは応援部員たちにも当てはまります。

大観衆の熱い視線が野球部員を奮い立たせ、その大観衆を統率しなければならないという状況が応援部員を鍛え上げるのです。

その結果、彼らの必死のプレー、無我の応援指導から、私たちファンは最高の感動を受けることができます。

このような三者の好循環を、これからも神宮球場で生み出せるように、現役の学生さんたちも、私たちファンも頑張ってまいりましょう。
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神宮大会に向けて

2010-11-09 17:37:54 | 大学野球
歓喜の優勝パレードから6日間が経過しました。
そして、今週末から始まる神宮大会に向けて、野球部も気持ちが高めつつあるところかと思います。

それにしても、日曜日に対戦する愛知学院大学がどのようなチームなのでしょうか。
あまり情報が入ってきません。

一方、早稲田の試合は何試合もTV中継されていますから、きっと愛知学院サイドはその映像を丹念に分析していることでしょう。

戦力的には、早稲田が優位に立っているはずだとは思いますが、勝負事ですから、決して受け身になってはいけません。

私たちファンも、祝勝ムードから決戦モードに気持ちを切り替える時期ですね。

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尖閣ビデオ事件に思う

2010-11-08 22:44:02 | 社会全般
尖閣ビデオ流出事件。
犯人捜しばかりに終始してはならないというのは正論です。
日中両国が、感情に走ることなく、事態の収拾を図ることが強く望まれます。

それはそれとして、私は、ビデオを流出させた犯人を決して「義賊」であるかのように取り扱わないでいただきたいと主張いたします。

一般に、民主主義の手続きは、時としてカッタルく感じられます。
しかし、だからといって、個人の判断で、民主主義の手続きを省略して行動を起こすのは大間違い。

その発想は、2.26事件の青年将校たちと同じですし、別の見方をすれば、国家を揺るがす謀略を実行したスパイとも同類だと私は思います。

野党も、メディアも、ビデオ流出事件をネタにして政府の危機管理態勢を問うことは当然ですが、ビデオ流出の犯人の行為を「やむにやまれず」云々と正当化するような言動は、厳に慎んでもらいたいです。

国を守るために武器を貸与されていた立場を濫用して2.26事件を起こした青年将校たちは、銃殺刑となりました。

さすがに銃殺刑が許される時代ではありませんが、民主主義の手続きを無視して国家を危機に陥れた犯人の罪の重さは、現代においても厳罰に値すると私は思います。
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スポーツ話題あれこれ

2010-11-08 17:28:29 | スポーツ全般
野球部が2年ぶりにリーグ優勝を果たし、競走部が15年ぶりに全日本大学駅伝に優勝するなど、このところの早稲田スポーツは明るいニュースが続いています。

早稲田スポーツを愛する者として不安要素を挙げるとすれば、大学ラグビーのジュニア(二軍)の公式リーグで早稲田が帝京に大敗して、Bリーグとの入替戦に回ることになったこと。
早稲田Bが入替戦に回るのは初めてのことだということです。

このところ、ラグビー部は有力な高校選手が毎年入学して人材豊富という印象が私にはあったので、ちょっと意外でした。

Aチームが常に主力選手の負傷欠場のリスクを抱えながら戦うラグビーという競技の性格上、Bチームが弱いということは、今季のことだけを考えても大きな不安要素。
そして、現四年生の主力が抜けた後のチームづくりを考えても、やはり心配になります。

ひょっとして、Aチームに入れないと、そこで諦めてしまう雰囲気が現在のラグビー部にあるのでしょうか。

Bチーム以下の選手が鍛錬して、Aチームのライバル選手と実力で激しく競い合って、時として入れ替わる。
そのような熾烈な部内競争が日常であったからこそ、Aの主力選手に負傷者が出ても、代わって出場するBの選手が同じレベルでAの公式戦でプレーできる。

そんな強いBこそが歴代の早稲田ラグビーの強さの源であったと思うので、Bチームの不振は深刻に受けとめなければなりませんね。

それは、きっと良い人材がいるかいないかという問題ではなくて、「最後まで決して諦めず、あがいて上を目指す」というラグビー部伝統の気風が、揺らいでいるのかもしれないからです。
ひょっとすると、鳴り物入りで入学してくる有力選手が以前より多いが故に、一度挫折すると立ち直れずに諦めてしまう有力選手が増えたのかもしれません。

もし想像があたっているのであれば、このあたりの立て直しも、辻監督の手腕に期待いたしましょう。
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ところで、千葉ロッテ・マリーンズが、連夜の激戦の結果、中日ドラゴンズを破って今年度のプロ野球日本一の座を占めました。
※冒頭の写真は、打撃コーチとして千葉ロッテの優勝に貢献した金森栄治さん(PL学園-早大)。

これで「ペナント・レースで3位のチームが日本一か」と、CSの是非の議論が再び沸きあがるかもしれません。

確かに、ペナント・レースで1位になったチームの監督や選手たちは、「俺達が1位になるために費やした苦労は報われないのか」と、さぞ悔しいでしょう。

でも、商品価値は、生産者が投入した労働量で決まるのではなく、市場で形成される価値で決定されるのです。
すなわち、監督や選手たち(=生産者)の声ではなく、野球ファンの関心度(=市場で形成される価値)に基づいて、野球の入場券の価格と放映料が決まるということですね。

一発勝負、後のない場面でのアスリートたちの必死のプレーが、日本の野球ファンのメンタリティーに訴えて感動を呼ぶということは、甲子園でも、神宮でも、オリンピックでも、そしてWBCでも立証済みです。

そんな日本の野球ファン特有の心情に、日本のプロ野球界は、どのように応えていくのでしょうか。

比較的短期のトーナメント戦、あるいは勝ち点制などを幅広く導入して、WBCのような切羽詰った戦いの場を普段のペナントレースの中に数多く創り出し、その状況に置かれた選手達から最高のプレーを引き出す。

野球の人気を高めていくには、それしかないように思います。

更に、二軍戦の成績も一軍のペナントレースの成績に加味するようにすれば、イースタンやウェスタンの試合がもっと真剣に戦われるようになるという、ちょっと奇抜なアイデアさえあります。

クライマックス・シリーズの是非を議論する以上に、捨て試合、消化試合が構造的に発生してしまう現在のペナント・レースのあり方、野球ファン(=消費者)の要望に十分応えていない運営方法を、根本的に見直す時期がきていると私は思います。

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祝・大学駅伝二冠

2010-11-07 13:39:14 | 大学駅伝
期待に応えて、競走部が見事に全日本大学駅伝に優勝してくれました。
この大会では、実に15年ぶりの優勝です。

早稲田ファンの皆様、おめでとうございます。
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今日は、1区の矢澤くんのペースが上がらず、苦しい出だしのレースとなりました。
しかし、2区の大迫くんが、新人らしからぬ走りでレースを立て直しました。

二位でタスキを受けた3区の八木くんが前を詰め切れず、ちょっとヤキモキしましたが、4区の佐々木くんが遂に東洋大学をかわして先頭に。

その後は、5区の志方くん、6区の猪俣くん、7区の前田くんが万全の走りで、8区のアンカー・平賀くんにタスキをつなぎました。

東海大の村沢、日大のベンジャミンなど、各校の実力派ランナーがズラリと顔を揃えた最長区間で、平賀くんが素晴らしい走りをみせ、最後は独走して首位でゴール。
終わってみれば、大会新記録で早稲田が圧勝しました。
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早稲田ファンとしては、しびれるようなレース展開。
個人的には、ひいきの猪俣くんが、5区で実に安定感のある走りを見せてくれたことも、無茶苦茶に嬉しいです。
スラリとした体形の猪俣くんの走る姿、凛々しくて格好良かったですね。
(^^)v

ぶっちぎりでトップを走る平賀くんの颯爽とした姿を眺めながら、勝利を確信して飲むビールが美味しいことといったら!!
(^^)/▽☆▽\(^^)

なお、シード権が与えられる6位までには、駒沢、東洋、日大、東海、明治と、いかにも強そうなチームが入りました。
一方、日体大、中央、山梨学院と有力校がシード落ち。
全く厳しい世界です。
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さあ、これで大学駅伝二冠を達成しました。
次は、いよいよ箱根駅伝です。

出雲の5区44.5kmから今回のレースでは8区106.8kmと距離は二倍以上。
そして次の箱根では10区217.9kmと、更に二倍以上の長い距離で戦われます。

このように考えてみると、箱根駅伝は、途方もないスケールの長距離レースです。
だからこそ、箱根で勝つことは、学生長距離界の最高の栄誉だといえるでしょう。

箱根まで、もう2ヶ月を切っています。

出雲駅伝の前に、渡辺康幸監督が「今年は大学駅伝三冠を狙う」と発言していると聞いて、実のところ「そんなことを公言してしまって大丈夫かいな」と思っていました。

それでも、ここまできたら、大学駅伝三冠に真正面から挑んで、その偉業を達成してもらいましょう。

おめでとう競走部。
箱根も頼んだぞ!
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全日本大学駅伝_ 区間エントリー

2010-11-06 14:39:56 | 大学駅伝
久しぶりに、思いっきり寝坊しました。
布団の中で、早慶決戦の勝利の余韻と心地よい疲労感に浸っていました。
いやぁ、幸せな土曜日です。
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さて、明日11月7日(日曜日)、熱田神宮→伊勢神宮の8区間106.8キロのコースで競われる第42回全日本大学駅伝の区間エントリーが決定しました。

1区:14.6km
矢澤曜(3年、多摩高校、28分45秒)
2区:13.2km
大迫傑(1年、佐久長聖、28分35秒)
3区:9.5km
八木勇樹(3年、西脇工業、28分55秒)
4区:14.0km
佐々木寛文(2年、佐久長聖、28分58秒)
5区:11.6km
志方文典(1年、西脇工業、28分38秒)
6区:12.3km
猪俣英希(4年、会津高校、29分08秒)
7区:11.9km
前田悠貴(2年、小林高校、29分08秒)
8区:19.7km
平賀翔太(2年、佐久長聖、28分41秒)

1区は、すっかりお馴染みとなった矢澤くん。
もう定番というか、社会契約説という感じです。
彼がトップでタスキをつないでチームに勢いをつけることが、何よりも期待されます。

伊勢では2区と4区がエース区間と言われることが多いのですが、そこに大迫くんと佐々木くんがエントリーされました。
下級生ながらも、すっかり主力選手としての地位を固めた感がありますね。

6区には、私の推奨株で一般受験組の星・猪俣くんが、いよいよ登場です。
最近の練習でも、かなり良いタイムを出しているようなので、ライバル校の選手にも決して負けることはないでしょう。

最長区間の8区には、秀才ランナー・平賀くん。
伊勢の8区は、箱根の2区もしくは9区を走る候補選手をエントリーすることが多いと聞きます。
すなわち、平賀くんは、もはや早稲田のエース・ランナーだということです。

出雲に続いて、平賀くんがトップでゴールテープを切る姿を、もう一度見たいですね。
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なお、次の選手たちは区間エントリーから外れ、補欠に回りました。
ただ、この中には、箱根の山対策に専念している選手が隠れているかも知れません。
中島賢士(4年、主将、白石高校、29分13秒)
北爪貴志(4年、早実、29分56秒)
高野寛基(4年、佐久長聖、29分44秒)
三田裕介(3年、豊川工業、29分15秒)
西城裕尭(2年、早実、5000m14分23秒)

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全日本駅伝は、距離が長いので、チーム力の差がはっきりと出る駅伝といわれています。

大学駅伝三冠を目指す今季の早稲田が、東洋大、日体大、明治大、駒沢大、東海大らの強豪大学と、どこまで戦うことができるのか。

テレビ朝日系列で朝8時から中継放送されますから、皆さん、くれぐれも寝坊されないように。

ガンバレ早稲田!
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これが学生スポーツ文化だ

2010-11-05 21:31:13 | 大学野球
今日行なわれた新人戦で、早稲田が法政に勝って3位に食い込みました。

順位はともかく、一回戦・準決勝・3位決定戦と、3試合できたことが、下級生部員たちにとって最大の収穫だと思います。

この3試合で感じとった手応えと課題を礎として、ぜひ来季の飛躍につなげてもらいたいものです。

さてさて、激動の一週間でした。
地獄の淵まで一度突き落とされて、そこでグッと踏張って、一気に天国まで駆け上がったような気分です。

もちろん、優勝決定戦で勝利してくれた野球部、学生席同士の戦いで勝利してくれた応援部と学生さんたちの頑張りに、最大級の敬意を表したいと思います。

そして、優勝パレードを温かく迎えてくださった早稲田の地元商店街の皆様にも、心から感謝したいです。

今回の優勝の感激を味わうことができたのは、ひとえに野球部、応援部、現役学生、地元商店の全ての皆さんの力が結集されたことの賜物。
私の大好きな学生スポーツ文化の一つの理想形が、早稲田にはあります。
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中でも、定休日返上で深夜まで営業していただいた、居酒屋「源兵衛」の心意気には、感謝の気持ちで一杯です。


次にご紹介する写真は、「東京時間旅行 Vol.26」という雑誌でみつけた、ラズウェル細木さん(早大OB)が書いた、源兵衛のご主人と女将さん。


お店の常連さんたちの間では、特にご主人の雰囲気が良く捉えられていると評判です。
(*^_^*)

とても楽しい内容の本なので、皆様もぜひ買ってみて下さい。
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優勝祝賀会

2010-11-04 17:21:15 | 大学野球
正門付近の特設ステージでの優勝祝賀会は、まず応援部のチャンスパターン・メドレーで始まりました。

スポットライトに浮かび上がったステージで、森主将、阿部副将のリード、そしてチアリーダーの皆さんの颯爽とした姿も輝いていました。
そしてブラスバンドの各パートの音色も、とっても嬉しそうに響いてきます。
本当に、勝ち戦とは良いものです。


続いて、白井総長、応武監督、そして野球部の主力選手、四年生部員たちがステージに上がりました。
しかし、今年の優勝メンバーで優勝の挨拶の経験が豊かなのは、斎藤主将のみ。
あとの選手達は経験に乏しく、また何の準備もなかった様子の部員も多く、彼らの挨拶は見ている側がハラハラしてしまいました。
でも、それぐらい、試合に勝つことだけに集中していたのだと思います。
かつての上本くん、細山田くん、松本啓二郎くんたちは、ステージでの挨拶も手馴れたものでした。
こんなところからも、今季の優勝が久しぶりであることを実感いたします。


特設ステージ前の最前列には、野球部の川口くん、羽鳥くんたち控え部員が陣取っていました。
ステージ上の選手たちの挨拶を楽しそうに眺めながらも、「来年こそは、俺自身がステージに登るぞ」と彼らは心の中で誓っていたに違いありません。

特設ステージでの祝賀会に続いて、大学関係者と応援部関係者の主催による祝勝会が、こじんまり行なわれました。
腹ペコ状態であった選手たちは、大学が用意してくれたご馳走を、豪快に食べていました。

その祝勝会も終えて、夜10時過ぎに「源兵衛」に戻って、私が仕上げの一杯を飲んでいると、そこに応援部の部長、監督、若手OBらがどっと集合して、再びボルテージがぐーんとアップ。
源兵衛での宴はエンジ色に燃え上がって、深夜まで続けられたのでした。
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