BALSA666のお魚生活

魚好きのbalsaさんの魚に関する様々なことを紹介していきます。

マクロフタルムス登場

2021-02-04 17:22:00 | ホプリアス
 長年、タライロンの最高峰と言えば「ホプリアス マクロフタルムス」‘Hoplias macrophthalmus’で、ズバ抜けた高価格(50万~60万)で取引され、自分には縁の無い魚だと思っていました。


 この魚が超高価であった理由は、ブラジル環境・再生可能天然資源院(IBAMA)による強力な輸出規制によるもので、この規制がある限り、ブラジル産の様々な魚が通常では輸出できず、かなりの特殊なルートを通じて(恐らく、違法な手段?)しか日本に入って来なかったからでしょう。


 因みにIBAMAがここまで強力な規制を掛けて魚を守る理由はボンバダテルさんによると「私たちの食べ物が無くなる」かららしい(汗



 そんな強力な輸出規制の中、世界中を新型コロナの脅威が襲い、ブラジルも例に漏れず、経済的にも相当なダメージを受けました。


 更に2018年にブラジル大統領となったジャイール・メシアス・ボルソナーロさんが、いろんな意味でかなりエキセントリックだった事も関係してか、昨年より、ポロポロと今まで入って来なかったブラジル産の魚が輸入される例がみられてきました。


 ここからは噂話ですが「IBAMAの規制は変わっていないので、コロナの影響で税関の検査が甘くなったから」とか「外貨獲得の為に、黙認されている」とか理由はよくは分かりませんが、兎に角、昨年の年末前にマクロフタルムスが今まででは考えられない価格で日本に入ってきたのです!!


 そしてアクアショップ リメイクさんにもサンフェリックス・ド・シングーのマクロフタルムスが入ったということで、早速、導入しました!!






 とりあえず、餌を食べるか確認する為にも300×300×450水槽に単独で導入。


 翌朝には、すぐに冷凍ワカサギを食べ始める優秀な子でした!!


 「このままなら、1200×600×600水槽に移すのもすぐやなぁ~!!」と思っていた5日後、家に帰って電気を点けると細長い物体が床に落ちています。


 ???「あれー、朝に冷凍ワカサギをあげた時に落としたのかな~?」


 しかし!! 


 やっぱり!!


 それは冷凍ワカサギなどではなく、マクロフタルムスさんの干物でした(泣


 因みに、ホプリアス、特にタライロンはメチャクチャ飛び出すというのは知っていたので水槽の蓋は隙間無く、2リットルのペットボトルも置いていました。





 皆さん、ホプリアスを飼う時は、飛び出しには、本当に本当に気をつけてください!!


 今だに、あの10cm程度の魚がペットボトルの重しをジャンプで跳ね除けるのは理解し難いですが、これが現実です。


 非常にショックでしたし、安くなったとは言え、バルサさんの経済力からしたら、かなりの高価な魚です。


 「もう、マクロフタルムスを飼うことは、しばらく無いのやろうな~」


 そして、時は経ち2021年の1月半ば。


 ちょっと時間が出来たので、久しぶりに八尾のエキゾチック アフリカさんに立ち寄りました。


 そこで、また、出会っちゃったのです!!


 今度はタパジョス産のマクロフタルムスです!!


 店長と話してると、入ってから結構時間が経っていて、いつの間にやらおとひめも食べているらしいんです。


 色も紋様も良いし、サイズも13cmくらいと安心サイズ。


 色々と考えましたが、いっちゃいました!!





 やっぱりかっこいい!!


 今度は最初から1200×600×600水槽に導入して、上部濾過のパイプが通る所も塞いで2リットルボトルを置き、蛍光灯の隙間にも2リットルボトルを置いての万全の体制です!!


 翌日にはおとひめを食べ、現在では冷凍カレイも腹パンッパンになるまで食べています!!




久しぶりにホプリアス導入

2019-06-19 15:54:00 | ホプリアス
 先日、アクアショップKGさんの入荷情報を見ていて、とても気になる魚を発見しました。


 “ タライーラ リオネグロ産 ”となっていたのが↓こちら!!






 紋様の入り方、体色、顔つきなどに見覚えがあり、しかもネグロ産のタライーラです。


 こいつは、恐らく、バルサさんが2015年の5月28日に投稿したネグロ タライーラさんで紹介したのと同じホプリアス↓ではないでしょうか?




 てな訳で、直ぐに電話してゲットしました!!








 まだ、あまり落ち着いていないので、エサを食べているのも確認できていませんが、そのうち、おとひめにも餌付くと思います。


 さて、今回の魚が前のと同じ種類のホプリアスだった場合、普通のタライーラよりかなり大きくなり、水槽内でも50cmが狙えるのではないかと考えています。


 ちなみにネグロ産のタライーラなら全て同じではなく、バルサさんの見立てでは普通のタイガーホーリーと同じタライーラも居ます。


 そして、タライーラなのに50cmを超えるのは、ネグロのタライーラの他にもパンタナルのタライーラ(ボンバダアグアでteruさんが釣ってます)、ポルトデモス タライロン が確認されています。


 後、サンフランシスコのタライロン が居るのですが、この件に関しては、後日、別記事で考察します。




 ちなみにちなみに、ややこしい話ですが、まずホプリアスというグループがあって、その中にタライロンとタライーラの2グループに分かれます。

 ただ、本来はタライーラ グループの魚なのに、その中で大きくなる数種が、日本の熱帯魚業界の中で「その方が売れるから」という理由で“ タライロン  ”と呼ばれて定着してしまいました。

 なので、ポルトデモス タライロンはタライーラ グループなのです。









タライーラ近況

2016-06-28 15:30:00 | ホプリアス
 現在、うちには2匹のタライーラが居ります。


 タライーラ sp オリノコ メタ








 オリノコ水系の上流、ベネズエラとコロンビアの国境を流れる「メタ川産」らしいです。

 メタリックな体表がカッコいいですね!!













 ハンプバック タライーラ サンフランシスコ














 最近は全然見ませんが、サンフランシスコ河産のタライーラで背中の盛上りと顔の厳つさが魅力的です!!


 「気が荒い」という意見も聞きますが、うちのは大丈夫ですね。






 サイズは共に35cmくらいで、基本的には争いませんが、時折、2匹で威嚇し合い、ザクッとした傷が付く程争うこともありますが、短時間で終わる為、大事にはいたりません。



 この水槽には、もう1匹、36cm程のブラック タライロンも居ますが、混泳には全く問題がありません。



 ただ、ブラック タライロン同士は激しく争いますので、もう1匹のトカンチンス産のブラックは別水槽に入れてあります。









ミシオネス画像

2012-08-30 11:17:00 | ホプリアス
 前回に紹介しましたミシオネス タライロンをスタジオ?で撮り直しました!!























 最近、900オスカー水槽から1200レポリヌス水槽に移しました。

 混泳の為、鰭が齧られたりはしょうがないですね。

 相変わらず、食が細く、じぇんじぇん成長しませんね(汗

 小型種ではありますが、グランデ オガワ先生の分類法で見るとマラバリクス系ではなくラセルダエ系のホプリアスです。

 あまりにも成長しないので、今後、単独飼育に切り替えてミミズをたらふく食べさせてみようかな?

 なんとか30cm位になれば、かなりかっこ良くなりそうなんですけどね~、、、。




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