スタテン島フェリー

ＮＹ最大のバーゲンがこれ。
スタテン島の無料フェリー。
２４時間運行でマンハッタンとスタテン島を２０分ほどでつなぐ。
さすが高い税金を払ってるだけのことはある。。。
うれしいことに眺めがとにかくすばらしい。右には自由の女神、左にはブルックリンブリッジ、そして後ろがロウワーマンハッタンの摩天楼を見ることができること。
並ばずに眺めたい人にはお勧めだ。
オレンジのフェリーでバッテリーパークの東端にフェリーターミナルがある。
さて、私もまだスタテン島は訪れてなかったので今日行ってみた。これでＮＹの５つのボロー(区）を制覇したことになる。
スタテン島はほかの４区と比べても雰囲気が全然ちがう。ものすごくゆったりしたのんびりした雰囲気が漂ってて田舎らしい安全な雰囲気が満載だ。目の前にマンハッタンが見えなければここはどこだ？と思ってしまう。
一戸建ての家が多くて、およそマンションはあまり見られない。アメリカ人の一般家庭がかいま見える感じ。どの家もかわいらしくお庭を飾ってて国旗が目立つ。
田舎なため主要交通機関がバスでそれも土曜日の今日は本数が少ないので、バスを待つ時間が長かった。
住民は見た感じ黒人やメキシカン系が多い気がしたが、ガイドブックにはイタリア人系が多いと書かれてるのでわからない。
以前見た映画「１０日間で男をふる方法（だったけかな？）」で登場したスタテン島の西海岸のビーチにあるボードウォークが歩きたくてバスに乗って行きました。
ボードウォークは木製のウッドデッキが南北に何キロも海岸沿いに続く場所で、すぐしたが砂浜のビーチでたどり着くとそこは夏そのもの、水着の集団ばかりでちょっとびっくり。
水着でないと場違いな気がしてきた。
映画の中では冬だったので、そうか夏に来るとこうなるのだな。。。と納得。
みなさん自分用のイスを持参してビーチで肌を焼くわ、ビーチバレーをするわ、子供は海で泳ぐわ、楽しそう。
ためしに私も少しはなれた所で足をつけたらかなり冷たい。
泳ぐの寒くないのかな？と思いました。
考えてみたらNYって青森と同じ緯度だし水が温かくなるシーズンってめちゃくちゃ短いはず。
そのボードウォークから見るウイリアムズバーグ・ブリッジ（ブルックリンとスタテン島を結ぶ）はとてもきれいです。
この橋はＮＹＣで２番目に大きい橋。
スタテン島のビーチからは離れ小島も見えてほんとにここはＮＹ？と思ってしまう感覚に襲われます。
帰りのフェリーはイスに腰掛けて壁際の窓に顔をのせて、風に吹かれました。今日の気候がちょうどいいせいか風がすごく気持ち良い。そのまま寝てしまいそうでした。