BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

お気に召すまま

2005-07-12 12:27:00 | のほほん日記
夏にセントラルパークで行われるシェイクスピアの野外劇「Shakespeare in the Park」に行ってきた。この野外劇は今年で50年目という歴史のあるもの。
過去にも大物俳優などが好んで演じたという有名な野外劇。
7-8月期間、月曜日以外の毎日行われてるのだけど、このチケットを入手するのが困難だ。毎日昼の一時に配布されるのだけど、学校があるので日曜日に見に行った。
10時に並んだ知人がギリギリだったというので、それを見越して9時に友達とセンタラルパークに行った。目当ての野外劇場へ着くと長打の列が見えた。しかし日本と違うのはみんなブランケットを持って寝転がったり、イスを持ち込んでリラックスして待ってることだ。
私もそれを見越して芝生に敷けるタオルと新聞紙に飲み物に食べ物と準備万端で行ったら、ちょうど私たち乗れるの最後尾がベンチだったために特にタオルは必要なくなった。
配布予定の午後一時まで4時間待ったが、そんなに苦痛ではなった。風が気持ちよく、早起きしたためにあまりの心地よさに眠くなったりもした。初めはガイドブックを読んで、日系新聞を読んで、ベーグルを食べながらボーと周りを観察してたらあっという間に時間は過ぎた。
面白いことにフルート吹きのパフォーマーが現れたので、その音色を聞いてていい気持ちになった。久々にチップをあげてしまった。
チケットは1時30分頃には手に入り、友達とは夕方会うことにし、私は午後セントラルパークで(ストロベリーフィールズの向かいで)昼寝をした。
この後4時まで寝てしまい、歩いて寮に戻ったらまた眠くなり7時近くまでまた寝てしまった。
やはり前の日のサイクリングの疲れでも残ってるのか。
開演時間の午後8時に再び野外劇場へ向かった。
劇場は500人くらいしか入らないような扇形の円形劇場で、すぐ側に大きな池があるためか蛍がたくさん飛び交っていて驚いた。日本でも蛍はあまり見られないのに、都会のど真ん中でこんなにたくさんの蛍が見られるとは。しかも光具合が心なしか日本より小さい感じ。
舞台はとても小さかったが、役者が近距離で見られてすごく雰囲気があってよかった。
劇のタイトルは「AS YOU LIKE」(お気に召すまま)という喜劇。なだけに威勢の良い早口の英語が聞き取れなくて、あまり話を理解できなかったけれど、それでも面白そうなのが伝わってきた。何だかんだいって3時間もある劇だったので、最後にはお尻が痛くなっちゃったけど。


白鳥の湖

2005-07-12 00:41:00 | のほほん日記
学校のアクティビティでバレエを見てきました。場所はリンカーンセンターのアメリカンシアター。NYきってのプロのバレエがなんと26ドルで見れるというので、驚きです。
バレエを知らない私でも白鳥の湖は有名だし、ストーリーもわかるかな?と思ったので。
劇場はとにかく豪華ですばらしい。
まるで映画の世界に入ったかのような螺旋階段に圧倒されます。
白鳥の湖は全部で4幕。1幕目がお城での王子の誕生日。王子のジャンプがすばらしい。
2幕目が白鳥の姫との出会いのシーン。プリマドンナの登場に会場のどよめきがすごかった。それに答えては口調の踊りのすごいこと。ほんとに手が白鳥のように繊細に動いてて圧倒された。まるで羽が生えてるみたいに軽やかにきれいに踊ってて、おまけに脚がすごく細くてきれい。
3幕目は王子がお妃を選ぶシーン。ここで悪魔が自分の娘(黒鳥)を白鳥に似せて王子に見せると王子はだまされて、黒鳥との結婚を決めてしまう。黒鳥と王子のダンスは白鳥とのダンスよりも迫力があり、私的にはこっちのほうが良かったと思った。最大の見せ場である黒鳥の32回転は息が詰まるほどすばらしいです。背筋が寒くなるくらい感動しました。
最後は白鳥と王子が心中し、それにより悪魔が倒されるシーン。だまされたと知ったときの王子の悲しみと白鳥に許しを請う姿が切ない。そしてアンハッピーエンドだからこんなに美しい物語なのでしょうかね。
終わったの拍手はものすごかった。主役の王子とプリマドンナの拍手もすごかったけど、以外に人気者だったのが悪魔約の人。人気のダンサーなのかな。
何度も暗幕の外に出てきてくれて写真もたくさん取れて満足。
初めてバレエを見たけど、私的にはもっとゆっくりでかったるいのかと思いきや、そんなこと全然なくてリズミカルですばらしいです。見ごたえ十分。たくさんの白鳥達のダンスやお城の住人たちのダンス、特に男性の方たちのジャンプはすばらしく圧倒されます。バレエがすべてのダンスの基本なんだと思い知らされた感じ。
次の公園はジゼルだそうだが、私はくるみ割り人形が見てみたい。