BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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フレデリック・バック展

2011-09-14 22:14:49 | のほほん日記

江東区にある東京都現代美術館に「フレデリック・バック展」を見に行ってきた。
スタジオジブリが推薦してたので、ちょっと興味がありました。
有名なのは「木を植えた男」という映画。
アカデミー賞を受賞してるそうです。
私はそのアニメ映画はみたことはないのですが、たしか本は本屋で見かけたことがあるので覚えています。
どんな感じだろう?と展覧会に行ってみると、のっけから「木を植える男」の映画がスクリーンで上映されていて途中からですが、見ていて面白くて引き込まれてしまいました。
終わってからもう一度最初のシーンも見ましたが、すごくすごくいい話だと思いました。
ある若い青年がであった木を黙々と植え続ける男の話なんですが、何とも言えない深い深い話だと思いました。
感動すら覚えます。
絵も素晴らしくきれいで、ジブリとはまた違った趣があり、こういうアニメもまたいいなぁと思います。
かでミートるだけのことはあります。
あのアニメを見るだけでも行く価値はあると思います。
作者であるフレデリック・バックの一生を幼少期からずーと紹介されていて、ある時は画家であり、イラストレーターであり、アニメーターでありデザイナーであり、プロヂューサーであり、すごい才能のある方なんですね。
アニメも自然界や野生動物、カナダの先住民がモチーフになってたりして、ナチュラリスト的な部分がいいですね。
アニメ版オーシャンズみたいな映画は見たいと思いました!


展覧会の最後部分にワークショップがあって、カナダ先住民のトーテムポールのシンブルとして出てくる動物たちが紹介されてました。
実はトーテムポールは私もすごく興味があって、アメリカの博物館でしか本物は見たことないのですが、あれはほんとに面白いですよね。
それぞれの家族によってシンブルとなる動物があるのですよ。
クマとかオオカミとか、シャチとか。。。
これはその中の一部でして、↑の左がクジラで右がワタリガラス。
中でもワタリガラスは、この世界の創造主であり英雄とされてる動物。
日本でもサッカー日本代表のマークはヤワタガラスですよね。
名前が似てるけど同じ烏の仲間だったりするよね。


最後に壁にあったこのマーク。
何だったか忘れちゃった。
たしかビーバーとかだったような。
こういうシンブル的な絵ってすごく好き。
民族臭くって、、、フレデリック・バックもよかったけど、これらの先住民アートにも興奮しちゃった。