フレデリック・バック展のミュージアムショップで見かけて、
そのシンプルなタイトルに思わず買ってしまったC・W・ニコルさんの本「TREE」。
宮崎駿さんが表紙を描いていて、中にイラストも描いてたからなおさら読みたくなってしまった。
読んでてけっこう面白く、また自然保護についても深く考えさせられてしまった。
それは1990年代の日本の森で、政府による森林伐採が行われていた時のニコルさんの活動を示す内容の本でした。
日本の森を木たちを守りたいニコルさんの叫びが痛々しく、胸を突きました。
あのころよりももっともっとこの国は森を巨木たちを失ったと私は思う。
もちろんその間に屋久島や白神山地などは世界自然遺産にはなりましたが。
それでも多くの天然の森が開発され失われていったであろうと思う。
いつも母方の実家の大船渡へ行くときに、内陸の深い山々を見てて、それが山肌を削り取るように木が伐採されていく様子や、青森や岩手の山の木が何の面白味もない単一の植林杉であることの違和感などなるほどとうなずきたくなるところがいっぱいあった。
今の日本を見て、ニコルさんはどう思われてるんでしょうかね?
故郷のウェールズに作る日本の森と、信州に作るアファンの森のことなど、実際森を見に一度信州に行きたくなりました。
他にも話題になった和歌山のクジラ漁の話や宮崎駿氏との対談がまた面白かったです。
〇TREE C・W・ニコル アニメージュ文庫
そのシンプルなタイトルに思わず買ってしまったC・W・ニコルさんの本「TREE」。
宮崎駿さんが表紙を描いていて、中にイラストも描いてたからなおさら読みたくなってしまった。
読んでてけっこう面白く、また自然保護についても深く考えさせられてしまった。
それは1990年代の日本の森で、政府による森林伐採が行われていた時のニコルさんの活動を示す内容の本でした。
日本の森を木たちを守りたいニコルさんの叫びが痛々しく、胸を突きました。
あのころよりももっともっとこの国は森を巨木たちを失ったと私は思う。
もちろんその間に屋久島や白神山地などは世界自然遺産にはなりましたが。
それでも多くの天然の森が開発され失われていったであろうと思う。
いつも母方の実家の大船渡へ行くときに、内陸の深い山々を見てて、それが山肌を削り取るように木が伐採されていく様子や、青森や岩手の山の木が何の面白味もない単一の植林杉であることの違和感などなるほどとうなずきたくなるところがいっぱいあった。
今の日本を見て、ニコルさんはどう思われてるんでしょうかね?
故郷のウェールズに作る日本の森と、信州に作るアファンの森のことなど、実際森を見に一度信州に行きたくなりました。
他にも話題になった和歌山のクジラ漁の話や宮崎駿氏との対談がまた面白かったです。
〇TREE C・W・ニコル アニメージュ文庫