5月末の週末は久しぶりに八甲田を走りました。
傘松峠付近はまだ雪もあり,道路わきでは水芭蕉もたくさん見れました。
奥入瀬方向へ下る道ではいつもの緑のトンネル。
新緑の時期のこの道路はほんとにきれい。
目的地は蔦温泉。
今回はこの温泉の周りにある沼をめぐる散策路を歩きました。
紅葉で有名な蔦沼を含む、6つの沼をめぐる小道を歩きます。
ゆっくり歩いても1時間ちょいの初心者にも安心なコース。
蔦温泉の駐車場からスタート。
このコースは10年以上前に一度歩いてみたことがあります。
もう記憶もおぼろげなのでもう一度じっくり歩きます。
蔦沼へ向かう散策路は一番観光客が多いためか、
特別お金をかけているように歩きやすい道です。
ウッドチップを敷き詰めているのか、ふかふかのジュータンみたいな道が続く。
わきに小川が流れていて、せせらぎの音も気持ちいい。
すぐに蔦沼につきました。
湖に緑が生えますね。
奧にはちらりと八甲田山も見える。
秋はものすごい写真家で早朝からあふれるだろう場所です。
朝日に照らされて燃えるように美しい秋の蔦沼、一度見てみたいです。
さてさて、ここですぐに駐車場へ戻る人が多いのですが、沼巡りはここからが本番。
路も蔦沼までのに比べると急に狭く荒々しくなります。
野鳥観察コースも別にあるくらいなので鳥の声もたくさん聞こえるし、
何よりこの時期はエゾハルゼミが大合唱!!
水辺なので虫も多いので要注意です。
時々ブナやトチノキなどの大木にも出くわします。
蔦温泉の名前の由来はこの森の多く存在するツル植物(=蔦らしいです)。
まるでターザンが現れそうなくらい長くて絡みついているツル植物があちらこちらに。
半分(月沼)くらいまでは登りが多く、
沼から落ちる水が滝となって流れる小川もあり、
滝音を聞くのも気持ちがいいです。
↑はコース後半に出てくる上から見た長沼です。
木々の間から青く見える沼がきれいでした。
こちらは降りて湖畔から見た長沼。
湖畔に森の緑が鏡のように映し出されてきれいです。
とても静かで遠くにオシドリの姿も見れました。
ここには東屋もあってベンチもあり、
お昼ご飯を食べながら休憩している人たちがいました。
なんとも言えないきれいな眺めですよね。
こちらは後半最後から二つ目の菅沼。
流木が沈んでいます。
カエルの鳴き声もにぎやか。
このあたりからは逆コースを歩く人に良くすれ違います。
ここからは蔦温泉まですぐです。
スタート地点に戻ると何とか一周できて、ホッとしました。
上り下りでめっちゃ汗をかいたので、久しぶりに蔦温泉に入浴して帰りました。
次の日はまさかのふくらはぎが筋肉痛。
嶽温泉を歩いた時は筋肉痛にならなかったのに。。。