BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

Around40

2008-05-23 23:12:19 | 映画・TV・観劇
天海祐希主演のドラマでこの春始まったドラマで唯一私が毎週欠かさずみてるものです。
面白い。予想に反してかなり面白い。
40歳付近の登場人物たちの、人生や恋愛なんかを取り扱ったドラマなんだけど、
私でもめっちゃ共感できるとこばっか。
私はこのキャラクター達のように、高収入な職でもなければ、結婚も子供もいないですし、キャラのどれともかぶりませんが、それでも通じるものがあって、思わず「うん、うん」とうなづいてみてます。
天海祐希さんがかっこいいですね。
眉毛がきりっとしたうりざね美人顔で、天然ボケなおちゃめなとこもあり、すっごく素敵な主人公キャラをさわやかに演じてると思います。
今までとちょっとイメージが変わりましたね。うん、より好きになりましたよ。
あとお仲間の大塚寧々と松下由紀・・・二人もまた良いキャラ。この3人というバランスがすごくいい。無口なレストランの筒井道隆もおいしすぎる・・・
あと岡村先生こと藤木直人ですか。。。相変わらずかっこいいよね。
こんな心理士がいたら、松下由紀ではないが、通ってしまうでしょう。
でも心理士という仕事もちゃんとクローズアップされてて、勉強になります。ただのカウンセラーとは呼ばないのですね。精神科医のパートナーと言われてますが。
天海祐希の家族もまたいい感じです。
ラストが近づいてきましたが、どうなるのか楽しみです。

迷子の警察音楽隊

2008-05-22 23:15:35 | 映画・TV・観劇
久々映画を見てきました。
この映画はイスラエルが舞台の映画です。
イスラエルなんて、なかなか見れるものじゃありません。
映画の中で映し出される空港や郊外の荒涼とした砂漠のような雰囲気、読めない看板などエキゾチックな雰囲気が満載の映像。
そんなイスラエルに演奏に来たエジプト警察の音楽隊。
アラビア語を話す彼らが、一文字の間違いで演奏予定の都市とはまったく違う町にたどり着いてしまった。
困った彼らは街角の食堂の女性に道を訪ねるのだが、戻るためのバスはもうその日は来ないという、途方にくれる彼らに食堂の主人のイスラエル人の女性と、店にたむろするお客たちが一晩の宿を提供する。

これを見ると、私たちにはすごく遠い外国、エジプトとイスラエルという二つの国が見えてくる。近いようであってまったく違う国。
ユダヤ教の、ヘブライ語を話す人々の国、、、イスラエル。
そしてアラビア語を話し、こちらはイスラム教の国エジプトである。
国も宗教もまったく違う二つの国は、長い間敵対関係にあったらしい。
そのせいか、隊員達が一部厄介になった家の家族は、男性は積極的に話しかけていくのだが、特に女性のほうがエジプト人に対して不快感をもってるのがよくわかる。隊員達も複雑だ。
両者の共通語は英語。お互い訛りの強い英語でコミュニケーションを取り合ううちに、初めはぎこちなかったものの、徐々に交流を深めていく。
特に隊の団長とイスラエル人の女性は、何か特別なものを感じたであろう瞬間のシーンが出てくる。そこには男女の恋愛と言うよりも国も言葉も違うけれど、相手の悲しみを思いやったり、同じ音楽を愛し、双方の国の文化を愛し合う心が描かれていた。
映画の中では、私たちが普段イスラエルと聞いて思いつく、紛争や宗教などどこにも感じられない、普通のヒューマン映画のようであった。
なんだイスラエルはこういう国だったのか。いや、こういう町がきっといっぱいあるんだろうなぁ。。。と思わせてくれた映画だ。

津軽巡礼12番札所

2008-05-21 22:21:52 | 青森・津軽
第12番札所は蓮川観音堂(月夜見神社)
11番札所からは車で15分ぐらいのとこでしょうか?

このあたりは水田地帯が広がっていて、
車で走っていても農道ばかりなんで、
標識もないし、非常にたどり着くのが難しい。
ひたすら田園地帯を東へ向かって走ります。

集落地の中を小さな水路が流れてる蓮川という地区があって、
この水路(ちゃんと名前がついた川らしい)のそばに観音堂はありました。
月夜見神社があって(風流な名前ですよねー)その脇に観音堂があります。
狛犬が豆絞りのほっかむりをかぶっていたりして、かわいんですよ。

でも朱印所も見つけにくかったですね。
水路をはさみ観音堂がある側の、並んで3つほど離れた住宅でしたが、看板があったんですが、すごくわかりにくかった。
しかしここの管理人のじいちゃんが味があるタイプでして、のんびりおしゃべりしてきたりします。
朱印所を見つけるため、何度も水路の周りの道路をぐるぐる回ったので、非常に妖しい動きをしていたに違いない。
付近は田舎の集落地なんだけど、大きなお寺や小さな理容店などあって、なかなか雰囲気があるなぁと思いました。

蓮川観音堂
青森県西津軽郡木造町蓮川字清川59

津軽巡礼11番札所

2008-05-20 22:27:44 | 青森・津軽
さて、去年は10番札所まで回ってましたが、
冬になったので中止してました。
雪も解けたし、4月からまた再会しました。
これまで2回ほどいっていまして、現在18番までいけました。
UPするのが遅くなりましたが、ぼちぼち書こうかと思います。

11番札所は、つがる市にありうちの職場からかなり近い。
古い民家が立ち並ぶ・・・といっていいような住宅地の中にあります。
下相野観音堂(高城八幡宮)といいまして、
正面に八幡宮の鳥居があって、観音堂は脇にひっそりとあります。
観音様は如意輪観音ですが、この目ではみれません。。。
外にトーテムポールのような石造が立ってるのですが、
これは竜らしく―竜頭観音というらしい(写真のやつ)
元はこの場所に観音様が飾られてたんだって。。。
こじんまりとしたとこです。
向かいの宮司さん宅で朱印を頂きました。

下相野観音堂
青森県つがる市森田村下相野野田38-1

ノッコン

2008-05-19 16:59:34 | ぐるめハント青森
弘前市にあるレストラン。
住宅街のかどっちょにあり、表通りに面してないため、なかなか見つけにくい場所にあります。
私は高校が弘前市で自転車でよく路地裏を探索してましたので、このお店は偶然発見しました。
そんな高校時代から通わさせていただいてる数少ないお店。
ログハウス風の作りで、アットホームな感じ。
テーブルが4つと、こあがりのテーブル二つ、あまり広くはないですが店内はゆっくりとした雰囲気が流れてます。

私は料理が出てくるまでの間、ここで「フィガロ・ジャポン」を見るのが好き。

ここは日替わりランチが大変おいしく、値段の安さもあって(=550円)大変好評。
何より毎回バランスの取れたおかず中心のメニューが体にとってもよく、めちゃおいしいんです。
ここに来るといつも100%満足して帰ります。

最近行くとびっくりします。
口コミで広まったのか、10年にも及ぶ経営の賜物か、
昼時に行くとえらい混んでます。
先日もジムの帰りに寄ったのですが、土曜の昼って言うことで、すでにお店は満杯。
席が空くのを待ってるお客もいました。
私も待たせてもらいましたが、
私の後から来るお客にはお店の主人が時間をずらすようにお断りをしていました。
あの美味しい料理が食べれるならば、私は待つことは特に苦ではないので、いくらでも待てるのですが、残念そうに戻っていくお客を見て、ちょっと申し訳ないような気になりました。

ちなみにこの日のメニューはから揚げでした。

あとデザートもあって、バナナシフォンかりんごケーキが200円。
安いですよね。。。この日はお腹に余裕がありそうでしたので、食べちゃいました。

定期的(月1回かなぁ?)に行くせいか、すっかり顔も覚えられ、「いつもありがとうございます」と言われるとこちらもうれしい気分に。

不思議なことにピークを過ぎると、お店もさほど混まなくなり、私のあとに席をあくのを待つ客がいなかったので、食べるときはのんびり食を楽しめました。
先に食べて、待ってるお客を見てあせって気を使って食べるよりも、
先に待ってから、のんびり食べれたのでよかった、、、とお店の人に伝えたら喜んでくれました。
こういうのって、お互いの思いやりの心ですよね。

ノッコン
住所 青森県弘前市大字駅前3丁目15-1
電話 0172-35-9938

ダンドール アクバル(改めガネーシャ)

2008-05-18 22:47:34 | ぐるめハント青森
今日はねぶたのお囃子の練習の帰りに、前から行きたかった青森市のインド料理レストランへ行きました。
本格的なインド料理が食べられるレストランだそうで、中へ入ったら外国人が2組もいたりして。。。なるほど、国際的なのね。

メニューはチキンからマトン、キーマ、ビーフなど同じみなカレーがありました。
私はランチセットをベジタブルで頼みました。
ランチは色んなランチがあるけど、私のはシンプルなやつで840円。
他に3つカレーが選べるランチとか色々あるらしい。
サラダに飲み物が付いて来ます。
付け合せはライスかナンですが、ナンを選びました。
ナンがすっごく大きかった!!
そしておいしかった。。。
久々にあんなにおいしいナンを食べたかも。
ナンだけで、かなりいけるよーって言う感じ。

支払いのときオーナーに聞いたのだが、5月27日から店が名前が「ガネーシャ」に変わるらしい。
今度はもっとベジタブルを取り入れたカレー屋になるとか。
ナスやオクラとか。。。ふふ、どっちも大好き。
ぜひまた行ってやろうと思うのです。

しかし店がちょっとわかりづらいとこにあります。

ぐるなび 
タンドール・アクバル(Tandoor Akbar) 017-777-5321
青森県青森市古川1-21-5 クラリスビル 1F
http://r.tabelog.com/aomori/rstdtl/2000060/



トルコで私も考えた

2008-05-17 23:31:38 | 読書感想文
漫画エッセイです。
高橋ゆかり作ですが、昔私がりぼんを買ってた当時、たしか「涙の陸上部」だったけかな?連載しておられました。
その作者がその後トルコに留学し、国際結婚までしてたなんて。。。
人生とはわからないものですね。
海外生活がらみの漫画エッセイはMONさんの「おしゃべりニューヨーク!」にはまりました。留学前は非常にお世話になったけど、帰って来て読み返しても面白いし。
この本もまさにそんな感じかなぁ?
面白いのが作者が始めはただの旅行者で、次に留学生で、次にトルコ人の妻へと変わってること。
その間に時代も変わりトルコの町も大きく変わっていくのですが、コメントが訂正されてたりして、その変貌がよくわかります。
4巻まで出てるのですが、1巻だともうだいぶ前の話に成ります。1990年前半あたりなんで今から14年も前!
そりゃイースタンブールもかなり変化しただろうなと思ったら、「トルコで私も考えた21世紀版」が先日本屋で売られてました。
これも読んでみたい・・・そして比べてみたいなぁと思ったりして。
イスラム教文化のトルコ、青いモスクが美しいイースタンブール、情に厚いトルコ人の様子が色々面白い。トルコに行ってみたいなぁと思う本。
でも、読んでてトルコ人が若いときは相当かっこいいということがわかった!

僕らの音楽を愛するあなた達へ・・・alive in live DVD

2008-05-16 11:55:45 | C&A
去年行われたアコーステックライブ「alive in live」のDVD『CHAGE and ASKA Concert 2007 alive in live』が、5/7発売になりました。
ひき取りには行ってたものの、なかなか聞く時間がなくこの度やっと・・・聞けました
きゃー、やっぱりいいわぁ。
アコーステックは音源がシンプルなんだけど、
ギターやピアノ、バイオリンの音がすごくきれいで、
やっぱりhigher groundからRED HILLのくだりのアレンジは、今でも聞いててしびれちゃいます。
なんどもCDで聞いたんですけど、ダメですねぇ。良すぎ!!

しかもカメラの写し方もよくって、代々木体育館の天井がまたUFOのように見える。きれいですよ・・・

MCもチャゲのエピローグの後で、説明するチャゲにアスカが「週1でおまえのライブに行ってたころの歌だな・・・」というあたりが、来年30周年を迎える2人の長さを感じずにはいられない。

One dayではやっぱりこの歌を聞くと頭を振りたくなります。なかなかライブで歌ってもらえなかったのに、最近ではすっかりライブの定番になってくれてうれしい限り。

アンコールの2曲もやっぱりイイ
季節は初夏ですが、やはり「世界にMerry X'mas」は名曲だなぁとしみじみ思ってしまう。定番の「SAY YES」も鏡に映した二人でもバージョンや、ラストのアコーステックなアカペラバージョンはしびれますね。

またたまにでいいからアコーステックやってくれないかな?!

そんな収録曲は以下の通り。

if
river
天気予報の恋人
Here&There
好きになる
パラシュートの部屋で
紫陽花と向日葵
僕はこの瞳で嘘をつく
HANG UP THE PHONE
終章
Man and Woman
YAH YAH YAH
One Day
higher ground
RED HILL
NとLの野球帽
ロケットの樹の下で
世界にMerry X'mas
SAY YES

最後にDVDのエンドロールで、
thanks 僕らの音楽を愛するあなた達へ・・・のメッセージが。
ああ、DOUBLEツアー同様このメッセージは、何度見てもうれしい。永遠です。

FIT ZERO/ ピラテス

2008-05-15 22:33:51 | のほほん日記
5月からセントラル(フィットネスクラブ)に新しいメニューが増えて参加してます。中でも気になるのが↓です。

☆FIT ZERO
☆ピラテス

「FIT ZERO」は初心者のための入門クラスみたいです。
http://www.central.co.jp/fitzero/
3部作に分かれてて、エアロ・格闘技(ファイトアタック)・筋トレになります。
それぞれ10分ずつで各部門の入門の型を教えてくれます。
たとえばエアロならステップ、格闘技ならパンチやキックなど。
エアロは何回かクラスに出たことがあるのですが、
格闘技クラスはやりたくてもなかなか入れない雰囲気があるので、
この初心者入門クラスで体験できたのはよかった

というか、まじで面白いっす。
はまってしまいそう!
なんといっても基本姿勢から繰り出す「パンチ」、そして回し蹴りは気持ちがよい。
むかつく上司のことを頭に思い浮かべてこぶしを繰り出しています。
セイヤァ!セイヤァ!
ストレス発散にはもってこい!!
週1ですが、これからなるたけ参加したいなぁと思ってます。

そして「ピラテス」ですが、ヨガのように見えながら、腹筋などを鍛えて、インナーマッスルを鍛えるという運動です。
私はNYのヨガ学校で一度経験してるので知ってますが、どちらかといえばお腹周りを重点的に鍛えて、けっこうハードな印象があります。
おかげで初めてクラスを受けた2,3日後は筋肉痛になりました。
こちらもこれから続けて行きたいなぁと考えてます。

トリエステの坂道

2008-05-14 22:55:56 | 読書感想文
須賀敦子のイタリア生活エッセイです。
前回の「ヴェネツィアの宿」の次に読んだエッセイで3作目。
ヴェネツィアの宿では日本の子供時代のことや両親、家族のことが書かれてましたが、この作品ではイタリアでの家族・・・亡き夫の義理の母や弟、夫の家族の生活が描かれています。
印象的なのが「キッチンが変わった日」。
夫の家族の人生について書かれてる。
義理の父親は鉄道員だった。
その父と共に4人の子供を育てた義理の母。
貧しい鉄道員の生活で、二人の子供を結核で失う。
そしてやがて結婚4年目にして夫も急死する。
残るは義理の弟だけで、その弟が20も歳が下の娘と結婚する。
娘の実家から送られてきた立派な家具が彼らの家には似合わない・・・という話だ。
ここで作者はやたらとこの夫の実家についての「貧しさ」について細かく描いている。というか、むしろ惹かれてる、魅了されてるといってもよい。
裕福な家に生まれ、まだ日本人が少ないイタリアにまでこの時代に留学した彼女にすれば、夫や夫の実家がかもし出すその「貧しさ」というものは、まるで別世界のような珍しいものに見えたのか。。。と思う。

印象的だったのが次の文章。
当時何よりも私を戸惑わせ、それと同時に、他人には知られたくない恥ずかしい秘密のように私を惹きつけたのは、この薄暗い部屋と、その中で暮らしている人たちの意識にのしかかり、いつやむとも知れない長雨のように彼らの人格そのものにまでじわじわと浸みわたりながら、」あらゆる既成の解釈をかたくなに拒んでいるような、あの「貧しさ」だった。

ただの貧しさも須賀さんの手にかかれば、こんな表現になるんですね。すごいです。
読んでて思うに、貧しさというのは金銭的なとこから始まり、それがじわじわと身体や精神を蝕んでいき、そしてそれによって引き起こされる不幸こそが生きている現実(証)のように感じられる表現があって、なるほどなぁと思いました。

あと結婚した義理の弟の話「重い山仕事のあとみたいに」「あたらしい家」のなかなか面白かったです。

以下、新潮文庫の紹介ページから引用してます↓

夜の空港、雨あがりの教会、辺境の町に吹く北風……追憶の一かけらが、ミラノで共に生きた家族の賑やかな記憶を燃え立たせる。

あまたの詩人を輩出し、イタリア帰属の夢と引換えに凋落の道を辿った辺境都市、トリエステ。その地に吹く北風が、かつてミラノで共に生きた家族たちの賑やかな記憶を燃え立たせる――。書物を愛し、語り合う楽しみを持つ世の人々に惜しまれて逝った著者が、知の光と歴史の影を愛惜に満ちた文体で綴った作品集。未完長編の魁となったエッセイ(単行本未収録)を併録する。

○トリエステの坂道 須賀敦子/著  新潮文庫