紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

降りそうで降らない黄昏時は

2008-08-08 17:35:23 | 季節
 今日もやっぱり暑かった。

 図書館に行って、いくつかの雑誌のいくつかの記事を拾い読みし、整骨院に行って適度に冷房の効いた部屋で治療をしてもらい、スーパーの冷気の中で買い物をし、残金が些少だったため落ちなかった公共料金を銀行に払い込みに行った。

 充分からだが冷気に慣れては、再度猛暑の中でよろけるように車に戻り、そのギャップで脳内血管に異常を来すのではと、はらはらしつつ一日を過ごす。ちょっとしたロシアンルーレット。

 これで雨さえ降ってくれれば少しは涼しさが増すのでは、という期待が、夕方の曇り空とともに高まって来たが、うーん、雷だけで終わるような気もして来た。いや、雷まだだけど。(その後、琵琶湖の花火大会に誘われたかように、花火終了後、盛大な稲光が1時間ばかり続いた)

 灼熱のハウスの中では、人参の葉をむさぼり食うアゲハの幼虫がわんさかいたが、もはや彼らと一戦交えようという気力も湧かず、水やりのみして退散する(ごめん、H氏!!)

 しかし、客として行く図書館は、以前にも増して贅沢な時間である。図書館スタッフの皆さんのご苦労の賜物をじっくりと味わう。『ダヴィンチ』最新号で山岸涼子先生の「テレプしコーラ」の連載を読み、あと1年となった『広告批評』最新号では橋本治さんの巻頭時事批評を読んだ。
 最近私は、小泉政権時に流行った?『自己責任』と言う言葉を発端として、なんか日本人がへんな方向に流れていったように思っていたのだけれど、橋本治さんの記事に、偶然にもそのへんのことがちょっとかすっていたので、うれしくなる。

 それにしても、「日本の正しい夕立」って、そういえば最近遭遇しないな。今のあれは・・・スコールなのでは?と何人かの人たちとウワサしている。日本は現在「亜熱帯」なのかもって。その内、琵琶湖にピラルクやピラニアが普通に泳いでいたりしてね。