紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

職場は戦場?!

2008-08-19 23:35:26 | おしごと
 「職場」という文字が「戦場」に読めてしまうこの頃(笑)

 一瞬たりとも気が抜けない。フロアを歩いていたら、ふいにお客様のレファレンスが入って来たりするし、アクシデントもたまにはあるし、なんといっても体力勝負。少人数がシフトを組んでの出勤体制の上、合併による他の図書館が6、7館もあるので、相互貸借が複雑怪奇に入り組み、おまけに「戦場」という形容がぴったりなくらいカウンターは忙しい。ひとりひとりのクオリティが高いからなんとかなっているとはいうものの、仕事的には、「守り」の態勢ではあると思う。

 しかしそんな過酷な戦場、じゃなくて職場なので、踏みとどまっている方々は、仕事の面でも、人間的にも尊敬できる人々である(たとえ20以上も年下であっても)。利発(出身大学の偏差値とは無関係に)な方ばかりなので話が早いし、読書量がさすがにはんぱじゃないし、礼儀正しく親切で明るい(おとなしい方もいらっしゃるけれども、話せばやはり明るい)。

 それにやはりサービス業で人と接して行く商売は、楽しい。忙しさと複雑な仕事なので、どうしてもいくつかはクレームは発生してしまうのだけれど、その100倍、毎日のように繰り広げられる、対応後の「ありがとうございます」「おおきに」という労いがうれしい。カウンターだけでなく、フロアでの質問もちょっと他では考えられないくらいに多くて、図書館というものを生活の中で、人生の中で、使い唐オてくださっている市民の方々は、えらい!と思う。こうでなくちゃね。