(ブレットのプライベートを受けている二人、先週金曜日に早速トニーさんを見つけて写真をお願いしていました。)
週末はローカル大会に出ていた関係上、そしてお天気がよくない今日なので試合があるジュニアは家で待機、他の生徒はお休み。それでもこのブログを楽しみにしてくれている元留学生その他がいることがわかったので、私が書くことにしました。
大会は近くのパラマタのコートで行われ、毎回シドニーのローカルトーナメントはローカルといってもやはり特に男子はレベルが高い。。。今回のシード選手たちは(第1シードATP740位が出なかったので)ATPポイントは持っていませんが、強豪選手がたくさん揃った128ドロー。日本の学生とオージーの試合に対する姿勢の違いを感じました。オージーは競うこと、戦うことを楽しんでいると思います、日本の学生はものすごく構えてしまう、そして結果を気にしている。いつもビンスは言います、今は勝てなくてもいいから、スコアもどうでもいいから、習ったショットが打てたか、スイングができたのか、どんな風に戦えたか、どうして負けてしまったのかを知っていてほしい。そしてもっと大事なことは「エンジョイしてきなさい。」と。
オーストラリアに来て新しいことを身につけている過程で、すぐに結果は求める必要はないということです。この間ドイツでやはり負けてしまったデイビットに、こういってほしいとトニーローチさんは話してくれました。
「僕なんて18歳のときはじめてヨーロッパに行ってクレーコートでは1年間1度も勝てなかった。」そしてテリーロカバートさんもまったく同じでした。
またドイツのピリック氏もデイビットに、ロッドレイバーさんも最初クレーでは無名な選手に負けていたんだよ、と教えてくれたそうです。
そしてトニーさんは続けてこう言いました、「3年目に僕はフレンチの決勝までいけたよ。」ビンスが、トニーさんにそういう勝てなかった時代があったことも、ぜひジュニアの皆に話してあげてほしい、苦労した時代のことは誰も知らないからと頼んでいました。
大きな成功をした人は実はその前に小さな失敗もたくさんしています。
日本の留学生たち、どうか失敗を恐れないでたくさんチャレンジしようよ。チャレンジし続けていれば、結果は自然とついてくるよ。