ロロの純粋さ

4年連続して短期の参加をしてくれたロレンゾーくん(ロロ）です。
初めてビンスがフィージーで彼にカタリーナのヒッティングを頼んだのがきっかけ、まだ15歳でした。
彼はバヌアツ出身です、テニスがエリートレベルになると選抜でオセアニア地区のジュニア選手は皆フィージーの学校に通いながらトレーニングを受けることができます。
彼はそのグループに4年間いましたのでオセアニア地区には何度か遠征しました。
彼らは自分の国に戻っても、日本やオーストラリアのようなテニスでの恵まれた環境はありません。
練習相手もいつも同じ人としなくてはならない、と言っていました。またテニス以外の楽しみも、皆が持っているようなゲームなども種類はとても少ないです。

私は4年間彼と接していて、彼の純粋さを改めて感じました。

4年間このアカデミーで日本の学生と接していたため、日本に興味を持つようになり、東洋に興味を持つようになりました、とてもうれしいです。いつか日本に行ってみたいと言っていたロロ、7月からはアメリカの大学に進みます。またアメリカの夏休みに戻ってきてくれるよう皆待っていますよ。