バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

夏休み13

2013-08-16 14:41:00 | テニス留学


春が待ち遠しい毎日です。

郷に入れば郷にしたがえ、ということを頭でわかっていても、本当に心からそれを知っているつもりでも、わかっていなかったなあーと思うことが私が若いころにはよくありました。
何でも日本が一番で、日本の常識がそのまま通用すると思っていると(そういう意識を持っていないつもりでも)それを思い知らされる経験が何度も私にはあり、よかったと思っています。

みんなにもそういう経験はとても必要だと思っています。

たとえば時間の使い方、生活のしかた、感謝の気持ちの表し方や交通規則などなど。
知っているつもりでも、びっくりするようなことが今の私にもまだあります。
でも習慣や考え方の違いは知れば知るほどおもしろいと思います。
失敗を怖がらず、どうかみんながもっといろいろなことにチャレンジができるように、怒られることは悪いことではないとみんなにわかってほしいといつも思っています。
一生を通じて、身内以外で、全エネルギーを使って、叱ってくれる人にはなかなか出会えないものですよね。
そして来週の後半にビンスにたくさん叱られて大きく成長した元選手が短期留学生たちを引率してきてくれます。楽しみにしています。