バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

オーストラリアにありがとう2

2023-01-29 07:12:06 | 日記

オーストラリアの夏は最高に楽しく、特にテニスをする人にとっては

何が何でもここにいたい充実しすぎている毎日です。

若いころの私はノーというのが不得意でした。

でも上手にノーが言えるようになると、とても楽になります。ストレスが減ります。

オーストラリアで私が学んだことの1つ、ダメなことはだめといわなくてはいけないということ。

特にたくさんの文化が混じっているからです。

変にオブラートに包んで言わなくても、遠回しにいう言い方もあるし、こうあるべきだよという

理論的に話すと大抵は理解してもらえますし、応援してくれる人もいます。オーストラリアでは

だめといわれてもみんなさらっとさわやかで、そのことであとまで引きずりません。

伝え方、まだまだ学んでいるところですが、上手に優しくだめなことを伝えられるようになると

周りの態度が少しだけ変わっていきます。

オーストラリアに来て、ビンスの手伝いをするようになって、35年ぐらいになりますが

人との信頼を築くには時間がかかりますが、それはとても貴重なものであるということも知りました。

このアカデミーは単にテニスが強くなるだけでない、テニスを通じ優れた大人を社会に送り出す

という役割も果たしたいと思っています。そしてこの二人もアカデミーで育ち、ビンスと私と

二人の子育てを通じてオーストラリアに貢献できたかなと思っています。

 



最新の画像もっと見る