バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

誠実な姿勢がベスト

2018-07-05 13:14:00 | テニス留学
オーストラリアにきてもうすぐ31年になってしまう私です。smile

留学生の手助けをしながら、自分も初めて来た時どんな気持ちだったかと思い出すようにしています。
私が来たばかりの頃は東洋人はとても少なかったので、差別のようなこともされたし、言われたし、その中で、一番自分としては嫌だったことは、英語がわかっているのに、上手に反応できなかったり、上手に答えられなかった時、バカだと思われることでした。
その中で葛藤しながら、自分の中で見つけたオーストラリアに馴染み、オーストラリアの人に受け入られるこつ、というのは、英語力ではなく、「自分は怪しい人間でない」という証明をする行為です。

日本で新幹線に一人で乗って隣の人と会話することなんて、ほぼないでしょう、特に都会では。
でもオーストラリアではそういうどうってことない会話から、この人は、ちゃんとした人なんだ、という行為になり、自己アピールになるということや、それ以外の場所でも、基本的にルールを守る、誠実な行動をとる姿勢が英語力をカバーしてくれるし、人から信頼されるようになります。

特に色々な国の人が住んでいるこの国では、あらゆる国の人が自分の国だったらこうなのに、と個々に言い訳をしていたら、まとまりがつきませんからルールがあります、そのルールに忠実にしていることが、一番大事だということです。
夏休みに参加する人たちに、どうか参考になればと思いました。



日本、インド、セルビア、香港、この写真の中だけでも4つの違う人種が上手にミックスしています。


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