バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

旅をすることの大切さ

2017-08-10 15:23:00 | テニス留学
午後はとっても暖かくなりました、冬ももうすぐ終わると思います。

息子が約3か月の海外転戦から戻ってきて、いろいろな話を聞きます。
かわいい子には旅をさせろ、と言いますが、本当に海外から帰ってくると一回り成長しているのを感じます。

彼が先日とてもよいことを言いました。

旅をすることから想像力の幅が広がるということです。前にも書きましたがドンガ代表のラグビーの選手だった方も同じようなことを話してくれていました。
外に出ていろいろしてみる経験や感じることは、貴重なことと思います。

テニスをしているみなさんだったら、このアカデミーに来ればテニスを通じて現地の人と同じ舞台に立つことができるのですよ。若いからできる経験でもあるでしょう。20年後30年後にあーあの時こうしていれば、と、しなかったことを後悔しないように、今のうちにできることをたくさんしておきましょう。




オージートーク

2017-08-08 11:56:00 | テニス留学
オージートークとは、一般的に考えられるオーストラリアイングリッシュのことではなく、オーストラリアの人がフレンドリーに会話する、言葉で遊んだり、ちょっとしたジョークを言ってその場の雰囲気を楽しくすることです。

日本の人にもビンスは現地の人に話すのと同じようにジョークを言っています、なんのことかわからなくて??でも現地の人と同じように接してもらえているのは、とってもありがたいことと思います。

これはこの国に慣れないと独特なので、よくわからないと思うのは仕方ありません。

あえて逆のことを言ってみたり、言葉で遊んだり、聞こえ方が似ている単語や文章で遊んだり。
それがオーストラリアの人にとっては、外国に行くとなかなかできないので、とても恋しくなるのだそうです。
そういう会話をしながら、楽しくてリラックスした態度で取り組むから、だからオーストラリアはスポーツで優れているのだとビンスはいいます。

楽しいことの中でもちゃんと正義は守られている上、他人へのリスペクトは残してジョークにするところが私は大好きです。決して頑張っている人をあざけわらったり、人を馬鹿にしたりすることはなく愛情いっぱいのジョークということになります。

少しずつ冬も終わりのようで日は長くなり暖かくなってきていますよ。



少人数だからこそのレッスンプラン

2017-08-07 18:00:00 | テニス留学


新しいカメラでとてもよい写真が撮れました。

留学の問い合わせの際にいただく質問の1つで、レッスン内容やレッスンメニューのことがあります。
日本は人口が多いのでどうしても、レッスンプランがしっかりできあがっていて、時間もしっかり時間通り終わりますね。
でもバークレーアカデミーではレッスンが30分長くなることもあり、始まりが15分早くなることもあります。
人数が少ないし、そういう融通がきく文化なのです。

ビンスが、レッスンメニューがしっかり決められていて構成されすぎていると、逆に予想以外のことが起きた時に生徒は順応するのが難しくなるから、と言いました。
確かにその通りだと思いました。
テニスの試合では何が起きるかわからなくて、普段の生活でも人生でもそうです、予想外のことが起きても、やりくりできる能力、考える、順応する力はとても大事な力なのだということを感じています。
特に外国にいると日本では想像できないことも起きます。

変化あるレッスンが楽しいと前に話してくれた生徒がいました。
午後やお昼休みの時間に自分のやりたい練習は一人コートで、たくさんのボールを使っていくらでもできる自由もあります。
どうか日本では想像できないレッスンを受けて、想像できなかったぐらい上達してもらいたいです。安心してお任せください。tennissunsun


違う方向から見る景色

2017-08-06 08:25:00 | テニス留学
最近写真を撮るのが楽しみになってきて、特にカメラが新しくなったので、フェイスブックに出ている写真の質の違い、わかるでしょうか、あまり努力しなくてもお天気の良い日にはとてもよい写真が撮れます。

写真もいつも同じではつまらないので、テニスコートの周りを歩きながら、いろいろな方向から写真を撮ったり、違う場所から写真を撮ってみたりしているのですが、その時気が付いたことがあります。そして今日もちょっとしたことですが、忘れ物をしたことに気が付いて普段通る道をUターンした時に、違う方向から見ると見える景色も違うし新しい発見もあり、景色がとても新鮮に見えるということです。

だから皆さんが成長したいなら、大好きなテニスも環境を変えて、違う角度から自分のテニスを見つめなおしたり、普段と違う場所で生活しながら違った状況に置いてみることは大事なことなんだと改めて思いました。

だから練習の時も、「どうしてこういう打ち方をするんだろう」とか「自分はどういうテニスのスタイルを貫きたいか」などと考えてみる機会はとても大事な時間だと思います。普段の生活でも私も若い頃は周りを見ながら、何かを決断する基準は周りと同じであるかどうか、でした。でも自分の意志とか自分で考える力はテニスだけではなく、生きて行くのにとても大事な力で、オーストラリアのこのアカデミーに留学する人たちに伝えたいことの1つです。



何歳になってもオーストラリアではお誕生日を祝います。

2017-08-03 11:11:00 | テニス留学
昨日はマーシーコーチの誕生日でした、お誕生日は若い人たちだけではなく、何歳になっても、その人にとっての一番大事な日ということで、しっかりお祝いをするのがオーストラリア式です。

25歳から知っているのでこれで17年のお付き合いになります。



記念日、誕生日、父の日、母の日、クリスマス、仲間と一緒に時間を過ごし、食事を共にする、大事な時間です。そのお祝いで感謝の気持ちをきちんと伝える、これがオーストラリア式です。