お手てつないで

名農生がひとりひとり園児の手をとって
リンゴ農園に入っていきます。
そしてひとり２個のリンゴ「ふじ」を収穫してもらいます。
どれが美味しそうなのか選ぶのは園児。
なかなか決められない子もいますが
名農生はアドバイスしながら自分で決めるのをじっくり待っています！
これは収穫体験を通して子供たちにどんなことを感じてもらいたいかを
ちゃんと考えているからで、まさに教育です。
元気な園児には、安全に注意しながらはしご体験もさせています。
そして最後はお土産の手作りリンゴ絵本のプレゼント。
保育園に帰ってからきっと今日の体験を振り返ってくれるはずです。
この意図がわかる幼稚園の先生方は大感激。
まさに園芸教育学部です。

教育実習スタート！

いよいよ子供たちが大型バスに乗ってやってきました。
地元の短大付属の幼稚園のようです。
その数、およそ180余名。
名農の全校生徒数に匹敵する数です！
したがって３年生が総出で対応することになりました。
高校生と園児がご挨拶をしていよいよリンゴ収穫体験の始まり。
まさに農業生物を教育や福祉の現場で活用できる指導者を
育成する教育実習スタートです。
園児に教えてくれるのは目上の先生ではなく、
また同級生でもありません。
同じ子供でも兄や姉にあたる先輩です。
このような「斜めの関係」が教育的に
非常に効果があることがわかっています。