花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アケビのつる

2012年11月24日 | 学校
今年の春植えたアケビです。
実がつくようになったら実験しようと気長に育てています。
アケビは、つる細工で有名ですが
気がついてみたらこのように温室の支柱に
巻きついてしまいました。
今は小さな苗ですが、このままでは将来
温室がアケビに乗っ取られるかもしれません!
結実するようになるまで育つのに2~3年かかるので
もう2年は辛抱する必要があるようです。
さて京都大学で行われていた科学アイデア・技術コンテスト
「テクノ愛」に出場していたTEAMの3年生3名。
サクラソウでもマイクロバブルでもない
一人一研究している本来の自分の研究が認められ
最終審査にエントリーしていました。
大会も昨夜無事終了し、
たくさんのお土産をもって今朝青森に帰ります。
帰ったら大会のようすをご紹介します
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幻の伝統野菜「南部一本太ネギ」復活!

2012年11月24日 | 学校
昔からその地域で栽培されてきた作物を在来種といいます。
ここにもキュウリやダイズなどいろいろありますが、
この「南部一本太ねぎ」もそのひとつ。
とても太く、煮ると甘くなるので鍋にぴったりの良食味種です。
しかし葉が柔らかいなど市場に出すにはいくつかの面倒な
短所があり、それが理由なのか現在では
栽培している農家はいないといわれていました!
いわばこちらは「絶滅」したといわれていたのです。
ところが名農の野菜研究をしているグループは
とうとう家庭用にまだ栽培している農家を発見。
種子をもらって栽培にも挑戦し、幻の品種を復活させました。
いつまにか自給自足だった野菜が近代化により現金を得るためのものになると
現代の流通法に不都合だったり、栽培法が効率が悪いという理由から
各地で多くの在来種が消えていきました。
しかし中にはこのような素晴らしい特徴をもったものもあり
これが逆に観光や新商品になったりします。
名農の消えゆく幻の伝統作物を保護・復活させる取り組みは
町や地域から大きな期待をもって注目されています。
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