ほっとひと安心！

先ほどの白いリンゴは最高糖度14.6度。
しかし低いものは12度を超えた程度。
甘いリンゴの後に食べると甘くなく
あまり美味しくありませんでした。
でもこれを見て安心しました。
これはある大型スーパーマーケットのリンゴ売り場。
王林の糖度が12度もあると甘さ保証しています。
12度代でも十分甘いと評価されるんですね！
今年の白いリンゴはある程度の大きさがあれば
12度以上の甘さになるということがわかりました。
現在、名農の冷蔵庫で保存中ですが、
そろそろ食べたいと思います！
TEAM FLORA PHOTONICS 本日京都に向かいます。

気温と色

TEAM FLORA PHOTONICSの元祖「白いリンゴ」実験。
気温と色の関係を４ヶ月かけた実験で確かめてみました。
品種は王林。下段、左は緑色の普通に栽培したもの。
上段はすべて紙袋で栽培したものです！
左から名農の第１農場、中と左が名農より標高が200m以上高い
南郷地区の高台で育てた王林です。
紙袋の効果がありいずれも白い肌です。
しかし下段の右２つは最も白い色になりました。
これはいずれも南郷地区で栽培した王林ですが
袋が紙よりも熱を通さないアルミ素材でした。
光を遮ることで赤と緑の色素合成はある程度抑えられますが
黄色だけは防げません。
なぜなら黄色の色素合成に光は必要ないからです。
合成を進めるのは温度。
そこでいくらでも気温上昇を抑える工夫をしてみました。
それが今年の「白いリンゴ２０１２」の実験です。
栽培に協力してくれた二人のメンバーのご家族に感謝します。
でもこれからが本格的なデータ整理、これが大変なんです。