花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

長花柱花と短花柱花

2014年01月24日 | 研究
これは西洋サクラソウのプリムラです。
2011年に2年生だったメンバーが人工授粉をして
結実させた種子から育ったものです。
よく見えませんが左の花は花の中央に雌しべが見えます。
しかし右は逆に黄色い雄しべしか見えません。
雌しべのことを「花柱」というため
左の雌しべが長いタイプを長花柱花、
右の短いタイプを短花柱花といいます。
サクラソウの仲間は自家受粉をさけるため
このような2つのタイプの花を作り出し
その間でなければ結実しにくいように進化しました。
ホームセンターでもプリムラは格安で販売されています。
ぜひ店頭で2つのタイプを見つけてみてください。
プリムラは宿根草なので屋外に植えても大丈夫。
雪がとけると元気に花を咲かせます。
プリムラとは最初という意味があるそうです。
春真っ先に咲く姿が名前となりました!
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サンパチェンス切り戻し

2014年01月24日 | 研究
寒さを避けるために草花温室に悲観したサンパチェンスが
無事越冬を続けています。
このサンパチェンスはチームによって
切り戻しされています。
枝の節のちょっと上の部分で切り落としているのです。
これによりわき芽が伸びだし、ボリュームが出るのです。
よく見ると蕾をつけ始めています!
夏に比べて葉が赤くなっていますが
想像以上に寒さに強いサンパチェンスです。
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