磨きをかける

第１農場で電動砥石（グラインダー）を見つけました。
鎌など最近見たことがないので、
おそらくハサミなどの刃先を
研いでいるのではないでしょうか？
昔はよく鎌で畦の草を刈る実習をしましたが
その際、必ず鎌を生徒も手で研くことを教えていました。
何度も何度も研いでコツをつかんだのを覚えています。
不思議なことに一度覚えたことは忘れないもので
今でも砥石で磨くことができます。
このようにその人の体に技として染み込んで
一生ものの宝となる、これが農業学習の魅力です。
さて夏休みに入ってずっと続けていた３年生の進路指導。
今週末から来週はじめにかけてちょっと休憩となりました。
とはいっても休憩しているのはこちらだけ！
当の３年生たちは大学のオープンキャンパスで上京し、
最後の磨きかけています。

トマトピューレ大人気！

これは生物生産科が課題研究などで栽培しているトマトだと思われます。
今年、名農は農業クラブ県大会のプロジェクト発表食料生産部門に
生物生産科のトマト研究チームを代表として送り込みました。
もちろん数年かけて得たデータが高く評価され最優秀賞。
８月下旬に他チームとともに東北大会に出場することになっています。
その研究過程で製造したトマトピューレが八戸市の
ポータルミュージアムはっちで行われた名農ファーマーズマーケットで大人気。
あっという間に完売しました！
そこで今月５日に行われる中学生のための農学講座「アグリサイエンス」でも
トマトピューレ作りの講座を担当することになりました。
希望をとってみるとこれが大盛況。
夏の太陽を瓶の中に閉じ込めたような真っ赤な色と酸味。
中学生もトマトピューレには興味があるんですね。
さてどんなピューレができるのか今からとても楽しみです。