花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

科学と遊ぶ夏が来る!

2014年08月04日 | 学校
中学生のための農学講座「アグリサイエンス」。
今年で5年目を迎えた名農主催の農学講座です。
初年度は参加者に差し上げる記念品などすべて
チーム・フローラフォトニクスが予算を出して運営していました。
5年目ともなると主な予算は学校側が出してくださるようになりましたが
資料の印刷や綴じ込み、受付や閉講式の運営などは
あいかわらずチームが行っています!
農業といえば土にまみれて育てるというイメージがあります。
確かに「食料の安定供給」は農業の指命です。
しかしみなさんが想像する以上にしっかりした科学的知識に裏付けられた
高度な技術を操っているのも事実です。
アグリサイエンスはそんな農業の面白さを知ってもらい
正しく認識してもらいたいという目的で開催されています。
今年のキャッチフレーズは「科学と遊ぶ夏が来る!」
明日のアグリサイエンスはチームの2年生5名が運営に当たります。
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猛暑の中で!

2014年08月04日 | 環境システム科
チームがここ数年取り組んでいるサクラソウ自生地の環境調査。
目指したのは観測装置を使用して科学的に調査すること。
きちんと数値であらわすことを目指したのです!
その結果、今までわからなかった
種差海岸の自生地環境の実態と変化が見えてきました。
チームはこの調査がどれぐらい意味があるものなのか
データをもとに、自生地環境がサクラソウに及ぼす影響をまとめ
日本環境化学会という学会公募のコンテストに調査論文を提出していました。
それがこの度、優れた内容と評価され今日、
東京理科大学で開催される学会で発表できることになりました。
男子はともかく、名農の女子の夏服はなんとニットのベスト着用。
毎年女子と夏の関東や関西に上京しますが、一般の方から
罰ゲームしているんじゃないかと振り向かれることがよくあります。
東京には3年生が行う夏の会社見学にあえて冬服でのぞむ高校があります。
厳しい環境に耐える精神を養ってほしいからだそうですが
チームは精神を鍛えるために研究発表しているわけではありません。
無理に頑張って倒れてしまっては本末転倒。
したがってチームはよくベストを脱いで発表します。
北国にはジャンパースカートやニットのベストを着用した夏の制服がよくありますが
将来のことを考えると、猛暑に対応した制服に切り替わるのは時間の問題だといわれています。
今日の東京の気温は34℃。猛暑の中で3年生が頑張ります。
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