ゼオライトでサポート

鉢作りの様子をちょっと紹介します。
プラスチック製の大きな大きな鉢の下部には穴があいています。
これは池に設置した際、スムーズに水が入ってくるよう
昨年、半田ごてを使って手作りで開けたものです。
そんな鉢底には白っぽい石であるゼオライトを敷きました！
ゼオライトは多孔質でいろいろなものを吸着します。
被災地でセシウムを吸収するため畑に散布しているぐらいです。
また植物の根腐れを防ぐ資材としても有名です。
いくら高い吸収力をもつサンパチェンスとはいえ、
大量の富栄養化物質を浄化するのはたいへん。
そこでこのゼオライトでいくらかでも吸収して
サンパチェンスをサポートしようと活用しました。
もちろんゼオライトの上には、人工イクラの手法で作った
硝化菌ビーズが並べられるのはいうまでもありません。
今日はサカタのタネさんが横浜からチームの視察に来校予定。
雨が気になります。

環境システム科に移籍

南部町のふれあい公園にあらわれたのは
チーム・フローラフォトニクスの男子２名。
大きな鉢を並べて何やら準備しています。
これは昨年から行っている草花による水質浄化研究。
２年目を迎える今年、園芸科学科の３年生から
環境システム科の２年生が研究を引き継いだのです！
チームは園芸科学科の草花班のグループとして誕生しました。
長年、草花を中心とした研究を続けてきましたが、
今年度の２年生からは新学科である
環境システム科に移籍することになりました。
花を扱う研究が多くなんだかピンときませんが
それでも２年生は一生懸命に頑張っています。
今日は水質浄化システム「バイオエンジン」を
池に設置する大切な日。失敗は許されないため
担当の２名は慎重に作業を行っています。