環境システム科の学習

体験入学で環境システム科が行った授業のひとつが簡単な植物生理。
光合成と光について実験を通して説明しました。
そこで使ったのがこの植物栽培用のインキュベーター！
温度を一定にできるだけでなく、
このように光の波長を自在にコントロールできる優れものです。
中に入っているのはイチゴの苗。
そして今回セットしたLEDはR（赤）、G（緑）、B（青）の３種類。
すると面白いことに赤と青を当てた葉は真っ黒に見えるのに
緑の光を当てた葉だけがきれいな緑色に見えるのです。
これを見た中学生のほとんどのみなさんは
光合成に使う光は緑に違いないと感じたようです。
ところ光合成に使うため光を吸収すると葉が黒く見え、
使わない光は跳ね返してくるので
照射した光の葉色になることを知るとびっくり。
緑じゃないんだ！
「目がテン」になる中学生たち。
おそらく家に帰って話すのではないでしょうか。
このようなLEDを使った授業は今までありえませんでした。
これこそ農工商を融合させた新しい環境システム科ならではの学びです。

体験入学

先日、名久井農業高等学校の体験入学が行われました！
この日は朝から暑く大変でしたが
なんとかみなさん乗り切りました。
さて名農の体験入学の特徴は
各学科が２つの体験授業を行うところ。
環境システム科ではエンジンの分解組み立てと
簡単な植物生理について授業を行いました。
環境システム科は農業の学科ですが
工業関連の科目を取り入れた全国でもユニークな学科。
当然、工業実習を体験してもらう必要があります。
新しい工業的な学習は中学生のみなさんにどう映ったのでしょうか。