花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

イチジク、ピンチ

2016年08月13日 | 研究
チームフローラが昨年から栽培しているイチジク。
温室内で大切に育てていますが、
なぜか昨年はすべての果実が途中で落果。
一口も食べることはできませんでした。
今年は春から順調に育ち、たくさんの実をつけています!
ところが先端についた果実が数個、
このように黄色になって萎びてきました。
水切れでしょうか?
また高温障害でしょうか?
ひとつ果実を切ってみましたが
まだ中は未熟な様子。
イチジク栽培は想像以上に難しいようです。
コメント

マルハナバチ!

2016年08月13日 | 学校
きれいなピンク色の花が咲いています 。
しかしここで注目したいのは花ではなく
花の右下にいるマルハナバチです。
クマのプーさんのような黄色い背中が特徴です!
よく飛んでいるミツバチよりはだいぶ大きいのですぐわかります。
昨年、一昨年とこの時期に会うことができましたが
今年も同じ場所で見つけました。
マルハナバチは舌が長く、筒状の花を好みます。
チームが保全活動に取り組んでいるサクラソウの花も筒状で、
マルハナバチが受粉してくれることがわかっています。
でもなんで菊のようなこの花にきたのでしょう。
一瞬そう考えてしまいますが、よくこの花を見てください。
筒状の花がたくさん集まって菊のような形を作っているではありませんか。
花の名前はわかりませんが、マルハナバチが大好きな花の形なのです。
よく見るとこの近辺にはこのような筒状の花が多く
マルハナバチが好んでやってきていることがわかります。
逆に開発と称してこれらの花を刈り取ったら
もう彼らには会えないことになります。
微妙で危ういバランスのうえに成り立つ生態系。
貴重な環境を大切にしたいものです。
コメント

デジタルレベル角度計

2016年08月13日 | 研究
雪国向きLED信号機の研究をしているチーム。
先日、研究に携わっている2〜3年生全員が出校して
1学期に製作したサンプルの性能試験を行いました。
調査項目は3つなので、メンバーも3つに分かれて持ち場につき
健診を受けるように流れ作業で測定を行いました!
これは何度傾けると水滴が滑りだすかを測定しているチームの2年生。
ここでは分度器を使っていません。
角度を読み取っている彼が覗いているのは
デジタルレベルという角度計です。
カメラの三脚の雲台に取り付けては傾け、
転がり角度を測定しています。
この角度のことを何というのかわからないので
とりあえず水滴が滑りだす角度なので
「滑水角」と呼ぶことにしました。
次はいよいよ雪の測定です。
コメント