お盆の最終日、つまり送り日に
「みやげ餅」を久しぶりに作ったという人に会いました。
お先祖様がお帰りになる際、
お餅を持たせるのだろうという想像はついたのですが
それがいったどんな餅なのかわかりません。
そこでいろいろ聞いてみると
この地方でいう「きんか餅」または「かます餅」でした。
その他にもさまざま名前はあるのですが
お米のとれないこの地域独特の小麦で作るお餅です。
特徴は分厚い皮とちょっぴりの餡。
餡といっても小豆ではなく黒砂糖と味噌を混ぜた甘味噌です。
時にはくるみなどを入れることもありますが
あまりにも少ないとは思いませんか。
したがって食べるとほとんどが小麦の皮、
つまりうどんのような味なのです。
これをふたつも食べたらお腹いっぱいになります。
お米を使っていないことからこれは神様やお祝いに作る
晴れ食ではなく、おそらく農家の昼食や小昼で
食べられていたものだと思われます。
ご先祖様が長い道中、お腹がすかないようにと
きっとこのお餅を持たせたのでしょう。
今は作れる人も少なくなった「きんか餅」。
でも作り方はあまりにも簡単で、インターネットでも紹介されています。
出来立ては本当に美味しいので、ぜひ作ってみてください。
「みやげ餅」を久しぶりに作ったという人に会いました。
お先祖様がお帰りになる際、
お餅を持たせるのだろうという想像はついたのですが
それがいったどんな餅なのかわかりません。
そこでいろいろ聞いてみると
この地方でいう「きんか餅」または「かます餅」でした。
その他にもさまざま名前はあるのですが
お米のとれないこの地域独特の小麦で作るお餅です。
特徴は分厚い皮とちょっぴりの餡。
餡といっても小豆ではなく黒砂糖と味噌を混ぜた甘味噌です。
時にはくるみなどを入れることもありますが
あまりにも少ないとは思いませんか。
したがって食べるとほとんどが小麦の皮、
つまりうどんのような味なのです。
これをふたつも食べたらお腹いっぱいになります。
お米を使っていないことからこれは神様やお祝いに作る
晴れ食ではなく、おそらく農家の昼食や小昼で
食べられていたものだと思われます。
ご先祖様が長い道中、お腹がすかないようにと
きっとこのお餅を持たせたのでしょう。
今は作れる人も少なくなった「きんか餅」。
でも作り方はあまりにも簡単で、インターネットでも紹介されています。
出来立ては本当に美味しいので、ぜひ作ってみてください。