植物を冷やす方法

フローラJr.の男子。
鉢に穴を開けたら今度はホースを通しました！
それもふたつつなげています。
実は彼ら、植物を冷やす実験を行う予定なのです。
温室で栽培しているととても暑くて植物も苦しそう。
また猛暑の今年は日本全国で高温による作物の品質低下が問題となっています。
エアコンで温室内を冷やせば良いのですが
大きな空間を冷やすとなると莫大な電気料が発生します。
そこでいろいろと自分の体に置き換えて考えた結果、
いくつかのユニークなアイデアが出されました。
ひとつは空気ではなく土を冷やす。
植物の地上部は暑い空気にされられますが
根のある土を冷やすアイデアで、
彼らが鉢に通したホースには冷水が流れる予定なのです。
冷たい座布団に座ったら体も冷えるかもしないという発想です。
もうひとつは冷えピタ。
人間も暑い時におでこに冷却シールを貼りますが
同じように植物の茎に冷たいものをくっつけて冷やす方法。
そして冷たい飲み物を飲む。
誰でも暑いときは冷たい飲み物を飲みます。
それと同じように水耕にして冷たい水を吸わせる方法。
内部から冷やそうというアイデアです。
人間は動脈のある首を冷やすと体温を下げやすいといいますが
植物はいったいどうなるのでしょう。
単子葉植物と双子葉植物では維管束の形が違うので
冷え方も違うのでしょうか。
今までこのような情報を目にしたことはありません。
誰もやったことのないものに挑戦するのがチームフローラ。
Jr.の結果がとても楽しみです。

夏休みの自由研究は工作

今年のフローラJr.には１年生の男子2名、女子3名が所属しています！
すでに女子3名はほぼ4ヶ月間の研究が終了し、
夏休み明けにはまとめにはいるところです。
しかし男子はこの夏休みが勝負。
先日、実験の準備を行いました。
なんとプラスチック製の鉢に半田ごてを使って
溶かしながら穴を開けています。
以前、先輩は水質浄化システム「バイオエンジン」を作る際、
鉢底に水を吸い込む穴を開けました。
ところが今回は鉢底ではありません。
そんなところに穴を開けてどうするのでしょうか？