花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

雪マーク

2016年11月10日 | 学校
先日の朝、空気がぐんと冷えました。
草の葉にもご覧のとおり霜が降りています!
立冬も過ぎ、いよいよ本格的な冬がやってきそうです。
そんなことを思ってテレビを見ていたら天気予報は雪マーク。
夕方から雪が降るというのです。
そろそろ雪がちらついてもいい頃だと思っていましたが
夕方からかなり降ってきました。
そしてとうとう朝方まで降り、
道に雪が積もってしまいました。
南に住む人は幻想的な北国の雪に憧れるようですが
当事者にとっては厳しく辛い季節。
越冬準備をすることにします。
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北の国から!

2016年11月10日 | 学校
このところよく鳥の鳴く声が聞こえてきます。
見上げるとご覧のようにハクチョウの編隊!
子育てが終わり飛べるようになった雛とともに
遠くシベリアから南部町に帰ってきました。
実はこのハクチョウ、以前はどのようなルートで
日本にやってくるのかよく分かっていませんでした。
しかし発信器などをつけて調査しているうちに
今はだいたい2つのルートがあることが分かってきました。
ひとつはカムチャツカ半島から千島列島を通って日本に来るコース。
そしてもうひとつはサハリンを経て来るルートです。
いずれもスタート地点はロシアの北極海に面したツンドラ地帯。
よくもまあこんな寒い北極圏で子育てしたものです。
でもさすがに冬になると食べ物がなくなるので
日本に帰ってきたというわけです。
ところで北極といえばチームフローラフォトニクスが提案した
北極研究テーマが採用され、来年の夏、
実際に日本の北極観測隊が調査してくれることになりました。
提案内容は「北極に咲く花のネクターガイド」。
昆虫を誘うネクターガイドを北極の花も持っているのか見てみたいという
好奇心から応募したところ、見事採用されました。
驚くことに南極観測テーマにも選ばれているのでW受賞です。
表彰式は11月13日、国立極地研究所で行われ
同時に観測隊との打ち合わせも行われます。
来年はどうやら極地研究にも取り組むことになりそうです。
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BLUE MOMENT !!

2016年11月10日 | 研究
太陽が夕焼けを伴いながら地平線に沈んでから
漆黒の夜の帳に包まれるまでのほんの短い時間、
周囲が青一色の光に包まれることがあります。
この現象は撮影用語ではブルーモーメントと呼ばれ
一日の中でも最も美しい時間帯といわれています!
晴れた空気の澄んだ日じゃないと
なかなかきれいに見ることができませんが
遭遇すると本当に息を飲む美しさです。
この現象は太陽が地平線のすぐ下にある時に発生しますが
この度、チームフローラフォトニクスは
北極や南極のような高緯度で起こる白夜や極夜の前後、
長期間、発生しやすい位置に太陽がいることに気がつき
国立極地研究所が公募している極地研究テーマに応募しました。
その結果、見事採用され、今週末に国立極地研究所で
表彰、発表、そして第58次南極観測隊と打ち合わせすることになりました。
そればかりでなく来年の北極観測の研究テーマにも採用されました。
2010年、「白夜のヒマワリはどこを向くか」という北極研究に続き2度目の快挙。
これから始まる観測隊との協同実験に今からわくわくしています。
提案したメンバーはチームの2〜3年生。
極地研究所はメンバー10名全員を式に招いてくれましたが
残念ながら2年生は修学旅行のため参加できません。
したがって3年生が参加しますが、
受験前のメンバーもいるので参加できるのはたったの3名。
あわただしく打ち合わせ準備に取りかかっています。
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