花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

懐かしの「もってのほか」?

2016年11月17日 | 研究
ちょっと前の写真です。
チームにとって懐かしいピンクの食用菊が咲いています。
その名は「延命楽」(えんめいらく)。
でも別名の「もってのほか」という名の方が有名です。
花を食べるなんてもってのほかというわけですが
食用菊は苦みが少ないうえ香りが良く
秋を感じるとても美味しい食材。
この地方では昔から別の品種ですが家庭で栽培しては食べていました!
ではなぜこの「もってのほか」が懐かしいのでしょう。
実は東日本大震災が発生する約4ケ月前の2010年11月、
チームの2代目メンバーがこの「もってのほか」に
人工光を照射しポリフェノールを数倍高める研究成果を
京都大学で開催された科学技術発表会で披露し
2年連続のグランプリを受賞したからです。
前年のグランプリはこれまた忘れられない「白いりんご」でした。
そんなこともあって、この「もってのほか」を見ると
当時のことがとても懐かしく思い出されるのです。
あれから6年が経った今年11月23日、
チームは今年も研究を披露しに京都大学に向かうことになりました。
テーマはフォトニクスというチームの名のとおり光と食材のアイデア。
久しぶりの戦いの場。3年生が準備を始めています。
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臥待月!!

2016年11月17日 | 環境システム科
ご存知、ハロウィンのカボチャです。
名農祭で飾ったのですが、
まだしっかりしているので名農の職員玄関に飾っています!
オレンジ色でとても華やかですが
やはり名農祭もハロウィンも終わってしまった今は
なんだか寂しそうに見えてしまいます。
さてこのところ、何度か「祭りのあと」という題で記事を載せましたが
これは岡本おさみさんが作詞した代表的な吉田拓郎さんの歌です。
「もう眠ろう もう眠ってしまおう
臥待月の出るまでは」という歌詞が印象的です。
さて臥待月(ふしまちづき)とは、月の出が遅いので
寝て待つ月齢十八夜の月のことをいいます。
十八夜とは旧暦で18日の月。
基本的に1年間に12回あることになります。
おそらく「祭りのあと」というタイトルから考えると
もう少しあたたかな夏祭りか秋祭りの頃だと思います。
ちなみに今日は新暦の11月17日ですが
旧暦では10月18日にあたります。
つまり今夜の月が歌詞に出てきた臥待月なのです。
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