花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農仕舞い

2016年11月20日 | 学校
先日、第3農場ではダイコンの収穫があったようです。
第1農場ではりんご「ふじ」の収穫が真っ盛りかもしれません。
とはいってもさすがに寒さも厳しくなりました。
そろそろ今年の実習も終了を迎えています!
昔は農作業の終わりを「農仕舞い」といって
お膳を作ってお祝いしたといわれています。
今ではこのような風習はなくなりつつありますが
自然や農の神様へ感謝する心が育つのはもちろん、
家族の団結も強まったのではないでしょうか。
先日、農場をまわってみたら農作業で使った物が
きれいに整理されていました。
そろその農仕舞いのようです。
昔の農仕舞いの時期は11月20日頃。
でも旧暦なので新暦に直すと12月下旬。
先人たちは薪となる木の枝を探したり
稲藁で縄をつくったりとまだまだ農作業をしていたようです。


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プラタナス、それともすずかけ?

2016年11月20日 | 学校
正門から校舎に続く坂道にある大きなNAKUIの文字!
朝夕、さらに名農生は農場への行き帰りで見ているため
あるのが当たり前という感じになり
上級生ともなるとまったく気にしなくなってしまいます。
しかしピンクの花が咲いたときとか
雪が積もって文字がとても立体に見えるときなど
人によって年に数回、ハッとすることがあるようです。
これは先日の風景。
NAKUIの文字に大きな葉のトッピングがされています。
葉の正体は土手の上に植栽されているプラタナス。
存在感のある大きな葉なのでついつい見とれてしまいました。
さてみなさんはプラタナスといいますか?
それともすずかけですか。
いずれにしても歌詞や文学にもよく出てくる
愛される木のようです。
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零余子(むかご)!!

2016年11月20日 | 
零余子と書いてむかごと読みます。
ヤマノイモなどの蔓につく球状のイモ。
これが地面に落ちるとそこから芽を伸ばして
増殖する栄養繁殖器官です!
青森県は日本有数の長いも産地。
名農でも栽培していますが、
蔓はご覧のとおりすっかり褐変しています。
おそらく収穫していなければ
この蔓にむかごがついているはずです。
実はこのむかご、美味しく食べることができるのです。
なかでもご飯と一緒に炊く「むかごご飯」は
全国で食べられています。
しかしむかごはスーパーマーケットで
見かけることはなかなかありません。
青森県なら手に入ると思うので
まだ食べたことのない人はぜひ食べてみてください。
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