花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農業高校がSSHに勝るところもある!

2017年01月08日 | 研究
チームフローラフォトニクスの本隊である2〜3年生は
様々な大会に出場している百戦錬磨の強者です。
したがって発表会といってもそう慌てることはありません。
ところが本日、学会発表のため上京するのはすべてが初めてのフローラジュニア!
男子2名がキノコ、女子3名がトマトについて発表しますが
当然のことながら緊張しています。
緊張は必要ですが、過度の緊張は自分の思うことがいえなくなり
せっかくのコミュニケーションを楽しむことができません。
なぜならポスター発表は原稿など頼るものがないからです。
質疑応答の時間制限もなく、人によっては何十分も専門家と意見交換しています。
この時間を楽しむにはやはり緊張を和らげてあげることは必要です。
チームが彼らにしてあげられるのは事前にそんな場を提供すること。
そこで職員室にいる農業の先生方に声をかけ、発表練習の相手をしてもらいました。
このような理系の指導といえばスーパーサイエンスハイスクールを思い浮かべますが
農業の先生方はみんな理系。理科の免許を持っている人もたくさんいます。
学校の先生の半数が理系というのはある意味、SSHより恵まれているかもしれません。
そんな先生方を利用しない手はありません。
幸い冬休み中で比較的時間があるため、声をかけた先生方は1時間ちかくも
1年生にいろいろ質問しては人前で話す経験を積ませてくれました。
毎年恒例となった冬場のポスター発表練習。
名久井農業高校の先生方のサポートに心から感謝します。
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滑り込みセーフ?

2017年01月08日 | 研究
チームフローラフォトニクスはここ数年、
好奇心旺盛な1年生のために研究の場を提供する活動をしています。
チームの呼びかけに応じて今年集まったのは男女5名。
チームではフローラジュニアと呼んでいます!
フローラジュニアは4月から研究に取り組んできましたが
結果がでたら、ご苦労さんではありません。
必ず最後は発表してもらうことにしているのです。
それも全国各地で毎年開催される学会の高校生ポスター発表会。
今年は運悪く常連の農学や植物系の学会が
遠く西日本中心に開催されています。
これでは旅費の関係から遠くまではいけません。
しかし発表させない訳にはいかないので必死にさがしたのが
本日、東京学芸大学で開催される生物教育学会。
植物学とは違い、理科の先生方の学会なのでちょっと雰囲気が違うと思いますが
発表することが目的なので思い切って参加することにしました。
園芸科学科の2年生も一緒に参加するとのことで総勢8名にもなりました。
一番心配していたのがナメコの研究をしているフローラジュニアの男子。
まだまだ研究途中ですが、今までの部分をなんとかまとめ
ポスターを作ることにやっと成功しました。
滑り込みセーフです。
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