花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

二兎を追っていいんです!

2017年01月19日 | 研究
チームの2年生が土肥実験室で発表練習を始めました。
今、青森県の農業高校の2年生は2月上旬に行われる
農業クラブの上級位検定のためレポート書きなど
書類作りに明け暮れているのに、
いったい何をしているのでしょう。
実は1月下旬の土日、東京であるビジネスコンテストがあり
その発表準備に追われているのです。
チームにしては珍しい黄色の画面も面白いのですが
文字をかなり減らし主に図やイラストだけで
内容を伝えている実験的な図表もユニークです!
発表スタイルは農業クラブと違い、なんと4名が担当。
なかなか賑やかな発表です。
しかしこんな変なスタイルを楽々こなすのが2年生。
昨年の夏、全国高校観光選手権で京都の桂高校と渡り合い
金賞を受賞した強者たちで、この複数で発表するスタイルこそ
観光選手権で彼らがとったフォーメーションなのです。
したがって彼らにとってはこれが馴染みのスタイル。
いろいろアレンジしながら取り組んでいます。
発表会の数日は上級位検定。
こちらも何が何でも合格しなければなりません。
果たして二羽のウサギを捕まえることができるでしょうか?
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不織布?

2017年01月19日 | 環境システム科
これはA0サイズの大きなポスターです。
みなさんはこのポスターが何でできているかお分かりですか?
大きなインクジェットプリンタで印刷して作るのですが
驚くことに紙ではなく不織布なのです。
不織布とは織らないで繊維を絡み合わせたものをいい、
農業ではよく畝にかぶせる白い布のようなものが知られています。
ポスター発表にチームはよく出かけますが
このところこの不織布に印刷して
持ってくる方が目につくようになってきました。
それには理由があります!
チームが印刷するポスターは畳ほどの大きさ。
これを製図入れのアジャスターケースにしまい
持ち歩くのですが、大きすぎてとても不便です。
また飛行機では手荷物扱いにならないため手間がかかります。
ところがこの不織布だったら布なのでたたんで持っていけます。
なんとシャツ1枚持っていくのと同じくらい便利なのです。
しかしどうしても発色が悪いという欠点もあります。
一長一短、使い分けが大切なようです。
さて気になるのはこのポスターに印刷されているもの。
なんと京都大学と書かれています。
さらに反対側の緑の布には名農の校章が書かれています。
つまり名農と京大が共同研究を行う調停の際に
張り出されたものなのです。
冬休みも終わり実験再開。
来月にはまた京大のみなさんが来校される予定です。
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