花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

プロトタイプはローテクマシン!!

2017年01月11日 | 研究
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくる
研究者ドクの研究は最新技術を使っていながら
時代設定もあり、どことなくレトロな雰囲気が流れていました。
1年生が開発したこのキノコ発生装置はレトロどころか
どうみてもハイテクならぬローテク装置です。
使っている部品はCDプレーヤー、イヤホン、
そして可変抵抗器となんと3つだけ。
これで本当にキノコが生えてくるのでしょうか?
実はまだ完成ではなくプロトタイプ2号機です。
初号機ではいいところまでいったのですが
パワーがありすぎて失敗してしまいました。
その理屈もだいたい説明がつくところまで整理できたことから
今回の2号機では出力をちょっと落として再チャレンジしています!
結果がわかるのは1月下旬。
気温が高くなるとキノコ栽培はできなくなるため
やれる実験はあと1回程度。
普通であれば1年かけて取り組む研究を
2ヶ月に凝縮して内容の濃いものにしているジュニアたちです!
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若葉を食べる?

2017年01月11日 | 研究
ヒヤシンスでもチューリップでもスイセンでもありません。
これは青森県が誇るニンニクです。
秋に植えた球根からこんなに葉が出てきました。
球根とは葉や茎、根などに養分を蓄えたものをいう園芸用語ですが
植物学的にはもっと細かく分類されています。
このニンニクは球根の中でも鱗茎という種類に分類されます!
さてよく見ると真ん中の数本の葉が刈られています。
実は2年生がいろいろな光を照射しては
葉のポリフェノール成分を測定したからです。
ニンニクの若葉はやわらかく、ニラのように
肉や他の野菜と一緒に食べるとほのかに
ニンニクの香りがしてとても美味しいものです。
緑の野菜が少ない時期なので
貴重な健康食材として利用することができます。
おそらく球根を簡単に手に入れられる産地ならではもの。
東京では食べることはできない味覚です。
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