夕方、月見草が咲いています。
太宰治は「富士には月見草がよく似合う」という名言を残しましたが
秋を迎えて草木の色が薄れていくこの時期、
パッと目をひく鮮やかな黄色の花は
富士山じゃなくてもとても風流に見えるものです。
チームフローラフォトニクスは一昨年、北極圏の植物にも
昆虫を誘うサインであるネクターガイドがあるかどうかを
国立極地研究所の協力で分析しましたが、
その昔、この月見草にもネクターガイドがあるか調査したことがあります。
なぜなら月見草が咲き始める夕方から夜では昆虫が少なく
ネクターガイドをもつ意味がないのではと考えたからです。
ところが調査してみると見事なネクターガイドの撮影に成功しました。
調べてみると月見草の受粉を手伝う昆虫はハチなどではなく
スズメガなどの夜行性の昆虫たち。
夜の虫を呼ぶためにネクターガイドを備えていたのです。
さらに甘い香りと極端に多い蜜。そして目立つ黄色の花。
妖艶な香りや色でも誘っているようです。
さて月見といえば「中秋の名月」。
旧暦の8月15日の月をこう呼びますが、2018年は9月24日。
秋分の日の翌日、連休の最終日です。
ちょうどお彼岸なので、晴れたら月にかかる月見草が鑑賞できそうです。
太宰治は「富士には月見草がよく似合う」という名言を残しましたが
秋を迎えて草木の色が薄れていくこの時期、
パッと目をひく鮮やかな黄色の花は
富士山じゃなくてもとても風流に見えるものです。
チームフローラフォトニクスは一昨年、北極圏の植物にも
昆虫を誘うサインであるネクターガイドがあるかどうかを
国立極地研究所の協力で分析しましたが、
その昔、この月見草にもネクターガイドがあるか調査したことがあります。
なぜなら月見草が咲き始める夕方から夜では昆虫が少なく
ネクターガイドをもつ意味がないのではと考えたからです。
ところが調査してみると見事なネクターガイドの撮影に成功しました。
調べてみると月見草の受粉を手伝う昆虫はハチなどではなく
スズメガなどの夜行性の昆虫たち。
夜の虫を呼ぶためにネクターガイドを備えていたのです。
さらに甘い香りと極端に多い蜜。そして目立つ黄色の花。
妖艶な香りや色でも誘っているようです。
さて月見といえば「中秋の名月」。
旧暦の8月15日の月をこう呼びますが、2018年は9月24日。
秋分の日の翌日、連休の最終日です。
ちょうどお彼岸なので、晴れたら月にかかる月見草が鑑賞できそうです。