花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

戦いすんで日が暮れて

2018年09月07日 | 研究
やっと日本に帰ってきたチームフローラ。
戻ったと思ったのもつかの間、
先日はスウェーデン大使館のお招きで
来日しているストックホルムフィルハーモニー管弦楽団の
コンサートに招待されました。
いくら疲れたとはいえ、お誘いを断るなんでできません。
そこで若いとはいえ疲れた体に鞭打って帰国の翌々日には上京しました。
彼らいわく、行ってみるとビクトリア皇太子様のすぐ後ろで鑑賞する特等席が待っていました。
それどころか皇太子様のお隣には高円宮絢子様がお座りになっています。
それだけでも緊張するのにスウェーデン大使館はコンサートの休憩時、
なんとお二人にお声がけしていただく機会まで用意していました。
まさに女神フローラのサプライズです。
ありがたく名誉なことですが、きっと二人の精神はボロボロになったのではないでしょうか。
しかし、そんなこんなで心身ともにすり減らす耐久レースもこれにてフィニッシュ。
南部町に帰るといつもの優しい名久井岳の上に
見事なブルーモーメントが広がっていました。

さて明日は名久井農業高校のある南部町名川地区の秋祭り。
今年も名農は全校あげて参加し祭りを盛り上げます。
女子の流し踊り、男子のお神輿や農産物配布。
どうぞお楽しみに!
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旅の終わりに

2018年09月07日 | 研究
ストックホルムやヘルシンキの公園で咲いている花の多くはゼラニウム。
しかし帰国直前、ヘルシンキの公園で一瞬、
この濃いピンクの花が目に止まりました。
花のサイズ、花の色、なんだが見覚えあります。
そこで近寄ってみるとご覧の通り、インパチェンスの仲間。
インパチェンスよりも葉や花が大きいことから
ニューギニアインパチェンスだと思われます。
チームがストックホルムに来るきっかけとなった
草花による水質浄化研究に用いたサンパチェンスは
ニューギニアインパチェンスを交配して育成した花。
したがって花の姿がサンパチェンスと瓜二つです。
というかサンパチェンスかもしれません。
これらの花は開花期が長いので公園で寄せ植えするには適していますが
耐寒性がなく霜が降りると枯れてしまいます。
まさかこんな北欧の公園でお目にかかるとは夢にも思いませんでした。
生物を使った水質浄化研究という長い長い旅の最後に
スタートとなった花に出会うとはなんという偶然。
花の女神「フローラ」のご褒美かもしれません。
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