クリスマスローズ再び ?

2009年に結成したTEAM FLORA PHOTONICS。
今年で10年となりますが、結成当時から育てているのがクリスマスローズ。
交配しては種子から育て、ガーデンハイブリッドとして
名農祭で皆さんに苗をお分けしていました。
当時はクリスマスローズの大ブームで
開花株は1鉢5000円以上していたのでそれは喜ばれたものです。
そんなクリスマスローズですが
現在は在庫もなくなり数鉢を残して昨年の冬、
職員室前の庭に植えました。
フローラだけの秘密の花園です。
ところが数鉢残していた株に今年も種子が出来ました。
放置しても良かったのですが、そこは草花班の血が流れているフローラ。
さっそく種子を採っていつものように播種することにしました。
クリスマスローズの採種は6月ですが
夏の間はパーライトを入れた茶漉し袋に種子を入れ
赤玉土の中に埋めて管理するのが一般的。
乾かないように管理したら9月〜10月に鉢に播種します。
さて播種の季節となりました。
鉢の中の種子はどうなっているのでしょう。

水引き？

この時期、野原を歩くと目につくのがこの草。
小さな赤い花がついているのですぐわかります。
これはタデ科のミズヒキの花。
タデ科はよく似た小花をさせるものが多いので
間違えないでください。
水引とはご祝儀袋などにつけるひも状の飾り。
よく「本来はこの植物のことです」という事例がありますが
どうやらこの場合は逆。
水引の紐に似てるから名付けられたそうです。
おめでたいといえばお隣の三本木農業高校。
青森県で３番目に古い高校で
今年でなんと創立120周年を迎えます。
三本木農業高校には名農よりも広い野原があります。
きっとおめでたい水引の花が
学校の誕生日を祝うかのように咲いていることでしょう。

今日は彼岸の中日

このところめっきり日に入りが早くなってきました。
現在、秋季大会真っ最中の部活動にとっては
早く暗くなってしまうので困っているのではないでしょうか。
今日は彼岸の中日、つまり秋分の日ですが
今朝の日の出は５時２３分、日の入りは１７時３５分となります。
チームが数週間前までいたスウェーデンのストックホルムの
今日の日の出は６時３２分、日の入りは１８時４６分。
朝がちょっと遅いような気がしますが、そんなに違和感は感じません。
ところがノーベル賞が授与される１２月１０日は
なんと日の出が８時３０分と遅く、
日の入りは１４時５０分ととんでもなく早くなります。
授与式の様子は必ずニュースになるので
ぜひ周りの明るさを見てください。
きっと暗いはずです。
短い日中と長い長い夜。想像もつかない北欧の冬です。