花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

「嵐」は休止「フローラ」は解散!

2019年02月01日 | 研究
先日、地元新聞の記者が来校され、フローラ全員が
農業クラブのFFJ検定最高位を取得したことについて取材されました。
すでに新聞で大きく取り上げられたのでご覧になった方もいるかと思います。
記者さんは担当地域が決まっているのでいつも同じ方が来校されます。
今年はフローラ5名が何度も取材されたので、
すっかり顔なじみになってしまいました。
もう5名の名前がすべて頭の中にあるようで取材もスムーズです。
そんな取材の間の雑談で、チームフローラフォトニクスが
今年で解散ということを知った記者さん、とても感慨深い様子です。
なぜなら途中、転勤もされましたが昔からチームの取材をされてきたので
マイクロバブルで震災土壌を再生させたこと、サクラソウ保護のこと、
サンパチェンスを使ったバイオエンジンによる水質浄化のことなど
チームフローラの活動をみんな知っているからです。
気がつくとメンバーから活動の思い出を聞くなど
いつの間にか検定の取材ではなく、フローラ解散の取材になってきました。
これはまずいと思い、まずは彼らの検定を取り上げてもらいようお願いしましたが
記者さんもチーム解散を残念に思ってくれるとは光栄な話です。
まだ大会にエントリーしているとはいえ、結果次第では
フローラが新聞に載るのはこれが最後かもしれません。
話題の「嵐」のように休止ではなくチームは「解散」。
新聞記者さん、長い間お世話になりました。

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全員が特級保持者

2019年02月01日 | 研究
チームフローラフォトニクスは
名久井農業高校農業クラブに所属する研究班です。
農業クラブの目標は「指導性、科学性、社会性」の3つ。
その到達具合を客観的に外部の審査員から評価してもらうのがFFJ検定です。
中でもプロジェクト活動の成果が重要視されるため
研究に取組んでいるチームにとってはとても大切な検定と位置付けています。
最近は新設されたアグリマイスター制度が話題となりますが
これも農業クラブの活動やFFJ検定がベースにあることを忘れてはいけません。
さてチームは毎年、大学進学を目指すメンバーが力試しとして2名程度受検してきました。
しかし一人一研究を原則としているチームには、人数分だけ研究者がいます。
したがって良い研究成果をあげた場合は、全員が受検しても構わないことになります。
今年の最後であるフローラ10は5名。つまりテーマは5つ存在します。
幸いなことに彼らが研究した成果はストックホルム青少年水大賞への切符を得るなど
全国のビッグイベントにおいて何度も上位を受賞しました。
なかでも3大会は日本一です。
このようにタイトルホルダーが揃ったのは
今までの10年の活動の中で、そう何回もあるものではありません。
そこで今年は成果をあげた全員でFFJ検定の最高位である特級に挑戦することにしました。
受検しても落ちることがある最高位。ドキドキしながら待っていると全員合格の知らせ。
後日、文科省や校長先生がたの審査が終わり
東京の本部から立派な賞状とバッジが送られてきました。
フローラ10は全員が特級保持者。
もちろん名農は全国の農業高校のなかで一番多い合格者数となりました。
努力を讃えたいと思います。
特級ホルダーへの登竜門となる上級検定が
本日青森市で開催され、2年生たちがチャレンジします。
頑張れ名農!
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