花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

開かずの温室

2019年02月17日 | 学校
チームが本拠地として使ってきた馴化温室。
今は雪が積もっているので、駐車場も真っ白です。
とはいっても積雪は浅く普通に歩くことができますが
扉だけは残念ながら開きません。
なぜならこの温室は加温されていません。
さらに側窓の開閉装置が壊れていて
数年以上前から一部ですが開いたままだからです。
真冬に窓を全開しているわけですから中まで氷点下。
扉も窓も凍りついて開かないのです。
したがってこの温室では冬季間の研究はもちろん
植物を越冬させることすらできません。
暖かくなるまであと1ケ月ぐらい。
もう少しの辛抱です。
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緑育心

2019年02月17日 | 学校
先日、農業クラブの部屋に伺ったところ
このようなステッカーを見つけました。
これは名久井農業高校の第二の校訓ともいえる
緑化スローガン「緑育心」を口語体であらわしたものです。
「緑育心」と書いて緑は心を育てると読みますが
とうとう名農生はこれも読めなくなり
このように話し言葉であらわすようになったのかと驚いたところ
これとは別にちゃんと「緑育心」というステッカーもありました。
どうやら緑育心をより多くの人に知ってもらおうと作られたもののようです。
さて何十年も前、名農に勤めて間もない頃に、この「緑育心」という言葉が誕生しました。
当時、長年の緑化活動が認められ総理大臣賞をいただいたこともあり
名農農業クラブの発表は緑化活動に関したものばかり。
さまざまな活動を展開していくうちに、
「緑育心」は名農の緑化活動スローガンの定番となっていきました。
でもその頃、プランタや看板に「緑育心」よりも多く書かれた言葉があります。
それは「あなたの心に緑の風を」というキャッチフレーズです。
「緑育心」は忘れましたが、こちらは確か名農生が考えたものです。
今は「緑育心」しか残っていませんが、
とても爽やかなフレーズなので、ぜひまた復活してほしいものです。
なお「緑育心」を第二の校訓と紹介する時がありますが
当時も今も名農には第二の校訓というものは存在しません。
あまりにも「緑育心」が定番になったことからこのようにいっていますが
正しくは「第二の校訓ともいえる」という使い方が良いと思われます。
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