相棒

いろいろなコンクールに出場してきたチームですが
そもそもの原点は学会などのポスター発表への参加。
専門家の先生方と直接ディスカッションすることで自分磨きができるからです。
2009年の初代メンバーから毎年、校外のポスター発表会に参加してきたので
作ったポスターの数は数十枚にもなります。
数年前まで実験室の奥にお宝の掛け軸や秘伝の巻物のように
歴代メンバーのポスターが収納されていましたが
フローラ解散に伴う終活作業で昨年、全部廃棄してしまいました。
廃棄する前に文化祭でずらっと並べてフローラの足跡を
後輩たちに紹介すればよかったと反省していますがもう後の祭りです。
さてポスター作りに欠かせないのが大型プリンタとパソコン。
他の名農チームがポスターを制作する際は
情報処理室のパソコンとプリンタを使いますがチームは違います。
チームが校内のアジトにしている土肥実験室の準備室には
このように専用のプリンタとパソコンが設置されているのです。
何十万円もする大型プリンターは学校が導入したものですが
用途は大型看板などの掲示物作成だけ。
最近はその作業も情報処理室で行うようになったので
現在はほぼチームの専用プリンタのように使われています。
パソコンのiMacはチームがコンクールの副賞として数年前にいただい物。
こちらは完全にチーム専用でポスター作りや研究集録作成に使われてきました。
また今年は国際大会の論文や英文作り、発表練習に用いられ
ストックホルムで活躍した二人にとってはまさに相棒でした。
21.5インチの大画面はA4サイズの原稿を実寸大で見開き表示できるので
レイアウトなどをチェックするにはとても便利。
チームはまもなく解散しますが、このiMacはプリンタと接続したまま
このまま準備室に置いておこうと思います。

国旗たなびく

名久井農業高校の国旗掲揚塔です。
みなさんはこの国旗、何だかおかしいとは思いませんか？
よく見ると旗の端がちぎれて短いのです。
名農は毎日国旗を掲揚しています。
しかしなかなかじっくり見ることはないので
ちぎれているのに気づいている人はあまりいないと思います。
また不思議なことにはっきりわからないのですが
卒業式もしくは入学式ではちゃんとした国旗があがるのです。
初めてこれを見た時は、名農は風が強いため１年でちぎれてしまい
毎年、式に合わせて買い換えていると思っていました。
でもある時、この答えを誰かから聞いたことがあります。
実は国旗を買い換えるのは大変なので
普段はちぎれた旗、式のような儀式の際は新しい旗と
２つを使い分けているらしいのです。
そりゃそうですよね。
１年で旗がちぎれるほど名農は風が強くありません。
きれいな旗は卒業式にあがるのか、また入学式なのか。
そのどちらもなのか。
答えはこれからわかります。