花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

花を贈ろう !!

2021年02月14日 | 研究
これはかつてフローラが育てていたクリスマスローズ。
なんと撮影されたのは2010年。東日本大震災の前でした。
正真正銘のクリスマスローズは純白で12月に開花する種類なのでこれは別物。
オリエンタリス、通称レテンローズと呼ばれるものです。
この種は花色が白ばかりじゃなく、赤や黄色、中には緑や黒もありなかなかきれい。
またこの花のように、そばかすのような赤い斑点がたくさんあるものも多く
さらに華やかにしています。もっとマニアックな原種もありますが、
おそらく市場に出回っている多くは、この種類ではないでしょうか。
さてレンテンローズは温室栽培され、ちょうど今が見頃。
花屋さんやホームセンターに行くと鉢植えを買えるはずです。
もちろんインターネットではいろいろな姿の花を選ぶことができます。
10数年前の大ブームではひと鉢数万円。それでも飛ぶように売れました。
しかし今はブームも去り安いのは1000円程度、高くても3000円ぐらいで手に入ります。
かつてフローラはこの時期、ぜひ受験生は購入してくださいとPRしていました。
なぜならクリスマスローズの花は花弁のように見えますが、実はガク片。
したがって1ヶ月経っても散ることはありません。
「散らない花」これは受験生にぴったりの縁起物なのです。
またバレンタインデーにもおすすめ。。チョコをあげる日ですが
クリスマスローズにチョコを添えて差し上げるのも素敵ではないでしょうか。
チョコはすぐなくなりますが、クリスマスローズは毎年花をつけます。
管理は簡単。見頃がおわたら、夏は日陰、冬は日の当たる場所。
つまり落葉樹の木の下に植えてください。
開花は露地植えなのでちょっと遅れて春になると思いますが、
まったく構わなくても毎年花を咲かせてくれるはずです。
コロナで暗いニュースばかりですが、このように2月にぴったりの
クリスマスローズを楽しんではいかがでしょうか。
コメント

嘘のような本当の話!

2021年02月14日 | 研究
こちらもかつてフローラが開いた解散会での会食風景。
もちろん地元の食堂です。いったい何を食べていると思いますか?
まず目につくのは鍋。だいぶ食べ終わっています。
そして赤い肉が見えます。ここは隣町の桜肉の専門料理店。
つまり鍋は名物の馬肉鍋、お肉は馬刺しでした。
この他にも馬刺しの握りやハンバーグ、ピザなど馬肉料理が並んでいました。
もし東京で食べたらびっくりするような高級料理ですが
この地域ではそれほどでもありません。なぜなら昔から青森県南は有名な馬産地。
牧場がたくさんあります。一戸、二戸、三戸、五戸、六戸、七戸、八戸、九戸の戸は
牧場の扉を意味し、各地域の馬を管理する場所があったところの名残です。
したがって馬肉を食べる文化が育ったのもわかるような気がします。
今も記憶に残っていますが、かつて馬肉はものすごく安く
どの家も馬肉鍋を作る際はキロ単位で購入するのが当たり前。
また豚肉より安い馬肉でカレーを作っている家もありました。
そんな産地でも馬肉はすっかり高級品になってしまいましたが、
今でも馬肉の焼肉食べ放題一人1500円という店があり、
夏休み出校して練習した後、フローラで食べに行ったこともありました。
馬肉食べ放題、みんなで密で会食。今考えると嘘のような本当の話です。
馬肉はクセがなく淡白なのでみんな大好物。
かなりの割合でフローラの解散会は、この馬肉店で行われたものです。
まだ食べたことのない方は、ぜひ足を運んでください。
本来ならばハンターズも馬肉でフェアウエルパーティーをしたかったのですが
コロナで仕方ありません。しかし幸い、全メンバーとも地元に進学就職します。
コロナが落ち着いたら、まだ正式に行っていないメンバーによる
グランプリ祝賀会と解散会を開き、楽しく会食したいものです。
コメント