花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

FLORA出陣

2024年02月08日 | 研究
先週の土曜日の朝、FLORAは八戸駅の新幹線ホームにいました。
なぜなら土日に開催される環境系の発表会に参加するからです。
会場は東京は青山の国連大学。東北チャンピオンとしての出場です。
ホームに集ったのはなんと総勢10名。
研究班の本隊であるFLORA HUNTERTS AQUAと
1年間指導してきたJr.たち3名も一緒だからです。
かつて毎年メンバーを募集していた頃は、
このように先輩後輩一緒に大会に出るのは当たり前。
学年を超えて取り組むことでチームワークを育てるFLORAの流儀でした。
しかし2018年をもって後輩を募集することをやめたFLORA。
隔年募集のため、いつも後輩も先輩もいない一人っ子でした。
今年も一人っ子であるのは変わらないのですが、
本隊の研究の一部を1年生に担当させるという取り組みを試験的に行いました。
15年も活動していますが、大事な部分を初めて研究に取り組む1年生に
任せるのは今回が初めてでした。心配なところもありましたが、なんと大成功。
その結果、有意義なデータを収集したJr.はもうお客様ではなく、
立派な相棒として一緒に大会に出場することになったのです。
さらに1年生たちが代表となり応募した研究は学会から採択され
今年秋にも3名が東大で発表することが決まっています。
そんなことから、この大会は1年間の締めくくりであり
来年度のスタートを切る大会。東京で大暴れすることを期待します。
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ゾンビノート

2024年02月08日 | 研究
TEAM FLORA PHOTONICS時代から、
失敗した研究のリストや簡単な方法を記録するノートが存在していました。
FLORAではデスノートと呼んでいます。
しかし、そこにテーマが書かれると失敗するというものではなく
もう失敗してしまったテーマを書くのです。
つまり研究の墓碑銘を綴ったようなものなのです。
毎年1冊書いたとしたら、その数はおそよ15冊になっているはず。
このようにFLORAはとんでもない失敗作を抱えているのです。
ところがよく考えるとデスノートではないような気がしてきました。
なぜなら後輩たちが、この中から希望がまだありそうなテーマを選び
新しいアイデアで再挑戦することがよくあるからです。
現在のFLORA HUNTERS AQUAの研究の中で
最も評価されているのが超節水型ミスト栽培。
しかしこの研究も4〜5年前に行い失敗した研究をアレンジしたものです。
つまり一旦デスノートに書かれたのですが、
息を吹き返すのですから「ゾンビノート」という名の方が
実態に近いネーミングかもしれません。
年末、新たに書き込まれたものがいくつかありましたが
新春、新たに命を与えられるテーマが出てくるかもしれません。
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