スポンジに播種しているのは水耕栽培の実験をしているメンバー。
話を聞いてみると、今までスポンジに播種した経験は
ほとんどないというのです。
確かにFLORAの実験では幼苗を調達して植え付け。
昨年は種子から育てることは一度もありませんでした。
理由は日数と管理。植え付けサイズになるまで2週間以上かかります。
さらに毎日の水や温度管理が必要で、他の作業ができないからです。
環境システム科には起業チャレンジという基幹となる科目があります。
学科を設立する際、県の担当者とこの科目を柱にしていろいろ計画を立てました。
この授業では、スポンジに播種して自ら苗を育てるのですが
設定されているのは最終学年である3年次。
そんなことから2年生の彼らは、まだ経験がないというわけです。
とはいってもジェットスタートを切るには4月1日には苗が必要。
しかし市販されるのは早くても4月中下旬。名農の苗販売だって5月中旬。
つまりどうしても自分で育てるしかないのです。
この発芽試験はそのいい練習。まずは試してみましょう。
昨日、またまたいきなり雪がたくさん降りました。気をつけて登校しましょう。