花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

反省会は決起集会

2024年02月26日 | 研究
これは先月行われたFLORAとJr.の反省会。
今年最後のコンペが終わったので、1年間の活動を労うため
40分ほど、放課後の土肥実験室で行われました。
2年生の司会で感想や抱負を述べていましたが
今年は新しいスタイルが生まれていることを発見しました。
それが司会進行。いつもはFLORAの代表が司会を務めるのですが
今年は口が達者で人前大好きというメンバーが複数います。
その結果、ほぼ司会は彼らが努めていて、
代表はどんと構えて最後に総括して会をまとめているのです。
適材適所。自然に役割分担がされているようです。
さて2年生の多くが語ったのは1年生に対する熱い思い。
今年のJr.は春から先輩と一緒に共同研究をしてきたので
強い仲間意識が生まれたのだと思います。
また共同研究という活動スタイルをとった結果、
まだ1年生ながらJr.は今秋の発表会出場もすでに決まっています。
そんなことから来年も連携してビッグタイトルを狙おうと語っているのです。
気がつくと反省会がいつの間にか決起集会になっていました。
ところでみんなの机上に乗っているのはショートケーキです。
これもFLORAの流儀。15年前から節目には必ず食べてきました。
しかし生クリームが苦手なメンバーが数名いるので
必ず生クリームがのっていないケーキも準備します。するとどうでしょう。
なんと苦手といっている女子たちが、真っ先に生クリームを選んでいます。
理由は「かわいいから」。意味がわかりません。
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開けてしまった魔法の箱

2024年02月26日 | 環境システム科
ここは施設園芸実験室。環境システム科の本拠地です。
FLORA HUNTERSの彼が覗いているのは植物培養装置。
小さな冷蔵庫のような不思議な魔法のボックスです。
この装置はインキュベータのように一定温度を保つことできます。
とはいっても加温だけ。冷やす機能はありません。
レタスの発芽適温は20℃以下、インゲンは25℃、
さらにアフリカでも栽培されているスイスチャードは25℃以上。
したがって北国で今播種すると、どうしても加温が必要なのです。
この施設園芸実験室には、この装置が4台設置されていますが
やはり同じことを考える方はいるようで
1台はもうすでに使われていました。
この日、FLORAは2台借りて播種したスポンジと鉢を設置。
魔法の箱を開けたからには、これから毎日チェックすることになります。
相手が生き物の実験では、本題の実験より管理の手間の方が膨大。
気が抜けない毎日が続きます。
昨日の夜から春の雪。今朝も雪かきが必要です。
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