花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

たたじゃ起きない

2024年02月23日 | 研究
こちらはビジネスチーム。3人編成です。
ナガイモの新商品、新しい生産体系を提案します。
実は発表者の彼、春からナガイモの研究をしてきました。
目的はシラスや砂漠など、栽培に不適な土壌で栽培できるか。
その結果、期待していた砂漠の砂では微妙、
シラスでははっきりいって失敗でした。
間違いなくデスノートに記載されたはずです。
しかし彼のすごいところは、これをビジネスプラン に発展させたこと。
栽培方法は同じですが、視点をちょっと変えることで
新しいビジネスモデルが生まれたのです。
転んでもたたじゃ起きないあたりが、したたかです。
さて砂漠の砂でのナガイモ栽培は、
縦に伸びにくく微妙でしたが横には伸びました。
そこで次回は砂丘でも栽培されるラッキョウで再チャレンジしたいと思います。
でもラッキョウの植え付けは秋。まもなく3年生の彼は
もう間に合いません。どうやら後輩に夢を託すことになりそうです。
明日はビジネス発表会。仙台に向かいます。
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兄弟船

2024年02月23日 | 環境システム科
2023年は初代TEAM FLORA PHOTONICSの結成から15年目。
環境システム科に移籍してから10年目という節目の年でした。
ベンチャーを目指して立ち上がった初代、移籍とともに
地域や世界の環境問題に舵を切った環境システム科1回生。
初代FLORAはときどき紹介しますが、初代環境班はあまり紹介していません。
そこで来月は入試のためFLORAの活動がしばらく休止するので
環境システム科での10年間の活動を振り返るつもりです。
その前にちょっと面白い特集を。それはFLORAにおける兄弟の存在です。
さてこれは環境システム科1回生のTEAM FLORA PHOTINICS 5人組。
ご覧のようにTシャツではなくツナギ姿です。
先輩である園芸科学科最後の女子たちが考案したのは
サンパチェンスによる水質浄化システム「バイオエンジン」TYPE1。
彼女たちは水上ガーデニングという水辺を飾る活動を重視。さすがは草花班です。
それを引き継いだ彼らは、環境システム科らしく機能性を高めることに
重点を置きました。これは微生物と共生させた改良型バイオエンジンTYPE2を
八戸市の三八城公園に設置しているところ。
5名のうち2人は弘前大学と酪農学園大学に進学しています。
面白いのはこの数年後、進学した初代代表の弟がFLORAに入ってきます。
兄に憧れてのようですが、やはり代表となり、これまた兄のバイオエンジンに
さらに改良を加えて史上最高性能のTYPE3を完成させ、大学に進んでいます。
このように兄弟で活動に関わることはときどきあります。
次回は姉妹の活動を紹介します。
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