花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

FLORAダービー「菊花賞」

2024年11月12日 | 研究
これは先週のFLORA HUNTERS。
名農祭の代休ではありますが、翌日からの遠征のために集まりました。
4月のスプリング、夏のサマーに続くオータムミーティングです。
大会のための発表練習、今週末に行われる80周年のための発表練習だけで
2時間もかかってしまいました。残りは1時間。ここで行われたのが
秋のFLORAダービー。春は桜花賞でしたが、今回は菊花賞です。
彼らには今までエントリーした大会一覧が渡り、
各自の成果によって1〜10ポイントで点数が入ります。
それを集計して季節ごとのTOPを決めようというのがFLORAダービーです。
秋から冬がコンクールシーズン。そのため夏までとは違い
どんどん加点され順位も毎週変動するなど大混戦となっています。
しかし2年生は今まさに研究成果をまとめる段階なので
どうしても研究期間が長い先輩が有利です。
そこでFLORAダービーは毎回、まったく運だけで決まるくじ引き大会も行い
加点できるようなスペシャルステージも準備されています。
冬はフォーチュンクッキー、春はくじ付き駄菓子でしたが、今回は福袋。
小さな袋にはお菓子が4種類入っています。
入っているお菓子は事前に公開され、みんなで各お菓子のポイントを決めます。
好きな袋を選んだら代表の合図で一斉オープン。するとこのように大騒ぎ。
その結果、上位を走っていたある3年生が大幅に順位を下げるなど
番狂わせ続出。歓喜と悲鳴が土肥実験室に響きました。
次回はウィンターミーティング。クリスマス前やお正月にできたら最高ですが
そのためには全員で出場する大会がなければできません。
あと1回できるかどうかは運次第です。
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テクニカルレースは写真判定

2024年11月12日 | 研究
これも先日行われたFLORAダービー。
コンテストの結果、運による駄菓子というレースもありますが
今回は国際大会出場記念として「テクニカルレース」も開催されました。
それがミストレース。考案した装置を使って大きく育てた人の勝ちです。
野菜はレタス、春菊、ホウレンソウ。この中から各自、好きな4株選びます。
野菜ごとに基礎点が決まっていてレタスは簡単で、
春菊やホウレンソウはミストでの栽培経験がポイントは高いのですが
リスクも抱えています。栽培を始めて1ヶ月ですが
寒くなってきたこともあり生育は停滞気味。
そこでこの時点で勝敗と決めることにしました。
判定は○△×の3段階の減点法。前日に真上から撮影した写真を元に
全員合意のもとで写真判定を行いました。
すると上段左や右端のように立派にレタスを育てている人もいれば
下段の右のように生育の悪い人もいます。
面白いことに上手に育てたのはストックホルムで発表してきた2人。
さすがです。勝因は栽培慣れている無難なレタスを中心にチョイスしたからです。
下段は比較的FLORAダービーで下位を走っているメンバー。
一発逆転を狙って難しい野菜を選んだ結果、苦戦したようです。
でもほとんど枯死させた人はいません。
さらに3年生は春菊を上手に育てており感心しました。
全員で取り組んだミストレースですが、写真が映し出されるたびに大騒ぎです。
世界の水問題解決はもちろん大切ですが、レースに勝つことも重要。
なんでも楽しむのがFLORAの流儀です。
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