花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

FLORAの風物詩

2024年11月23日 | 環境システム科
FLORAの結成から16年目、環境システム科に移籍してからでも11年。
このように長い間活動していると、
自然とルーティンが生まれ、気がつくと流儀になっています。
その多くがいつも同じ時期に行われるので、風物詩でもあります。
さてここは農業クラブ室。土肥実験室でFLORAの別チームが練習しているため
こちらのチームは練習場所がなく、ちょっと借用したようです。
面白いのは、左の3年生が右の2年生に指導しています。
なぜなら、かつて先輩が出た大会に出場することになったからです。
一番役に立つアドバイスをくれるのは経験者。
そこで指導を仰いだというわけです。
このように先輩が後輩を指導する「斜めの関係」が見られるのが決まって11月。
この時期は日が早く沈むので、夕方になると土肥実験室は電灯がつきます。
あたたかなライトが灯る実験室の中で、ストーブをつけて
先輩と後輩が一緒に練習している風景を見ると、
今年も残り1ヶ月になったことを感じることができます。
まさに16年間変わらず続いてきたFLORAの晩秋の風物詩です。
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ギブ アンド テイク

2024年11月23日 | 研究
この大きなゴミ箱は3年生がミスト実験のために昨年手に入れたもの。
しかし途中でシステム設計が変更になり、その後使うことはなくなりました。
ゴミ箱にしたらといいと思うかもしれませんが、既に手遅れ。
彼らによって穴が開けられています。
そんな時、これを利用してくれたのが今年のJr.。
たった1人ですが、2年生の指導で面白い実験に取り組んでいました。
そんな彼の研究がこの度、環境系の大会で入賞しました。
FLORAのビギナーズラックは続いています。
この大会は表彰式で発表をしなければなりません。
そこで2年生と練習しようと思っていたら、なんと2年生は修学旅行。
なんと頼りになる先輩がいません。
結局、たった1人で発表することになりました。
でも大丈夫。同じ大会に参加する3年生が手伝ってくれることになりました。
なぜなら彼が実験途中で得た結果は、実は先輩方にも提供され
先輩はこのデータを自分たちの研究の参考にしたのです。
そんな先輩の研究は本日、京都大学で発表される予定です。
ギブ アンド テイク。お互い様です。
でも不満なら、八ツ橋もつけます。
これならJr.も喜んでくれるでしょう。
Jr.の発表会は12月中旬。テストが終わったら練習開始です!
なお留守番の2年生には八ツ橋厳禁。
まもなく修学旅行で京都に行くため、がっかりしちゃうからです。
がっかりしない京都土産。悩みます!
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