おもてなしできない

これは数日前の3年生の課題研究。
80周年式典の準備や会議のため短縮授業になりました。
しかし現在のFLORAはやることが山ほど。
今年最も忙しい時期を迎えているので、短縮は堪えます。
そんな時に限って取材依頼。
新聞記者さんが2人の女子メンバーを取材しにやってきました。
いつもであればみんなで取材協力するところですが
男子は来週に発表を控えているので、発表練習に夢中。
したがっていつもの明るい「おもてなし」ができません。
でも記者さんは、発表しては自分たちで修正しあっている男子の様子を見て
すごいと驚いていました。忙しくかまっていられない状態。
自主自立はこんなクロスファイヤーの中で育まれるのかもしれません。
現在の土肥室はこのように火事場。
そこで今週から放課後に残り、ストーブに火をつけて
各種大会の対策に当たっています。
初雪はいつになるのでしょう。

初冬にやってきた女神FLORA

ここはFLORAが10数年も本拠地にしている馴化温室。
結局、発表練習に追われ、今年も片付けることができませんでした。
汚いまま年を越すのは、どうも都合が悪いのですが仕方ありません。
ただ大型水耕温室の脇にずらりと並べたミスト栽培装置と
園芸実験室から借用した長テーブルなどは
なんとしても年内には撤去しなければなりません。
忙しい中、無理に時間を作れそうなのは11月下旬。
その前に2年生もできそうですが、3名しかいないので
はかどりそうもありません。そこで2年生の彼らには
現在栽培中の最後のミスト野菜の収穫と販売を頼むつもりです。
結局、温室の片付けは、完全防寒しながら
3年生７名で取り組むことになりそうです。
さてその前にしなければならないことがあります。
それが水道の水抜き。不凍栓をしめて凍結防止をしなければなりません。
馴化温室には蛇口が外に4つ、中にも3つありますが
先日すべて閉めました。越冬準備をするFLORAです。
ところで先日、久しぶりにFLORAのOGが訪ねてきました。
園芸科学科時代、草花班として最後のFLORAで筑波大学に進学され
現在は教員ではありませんが都内の大学にお勤めだそうです。
サクラソウ自生地を守る活動や水質浄化システムの開発に
取り組んだメンバーで、環境システム科の後輩に
活動を通して長年の流儀を伝えてくれたレジェンドです。
シクラメンの花咲く温室での再会は10年の時を瞬時に遡り
楽しい時間を過ごすことができました。女神FLORAの来校に感謝です。