色合いの違いを楽しむ

夏の間、花で書かれていた「ようこそ名久井へ」の文字が
葉ぼたんに変わりました。
写真ではわかりませんが「ようこそ」と「名久井へ」の
葉ぼたんは同じ緑でもトーンが違うのです。
葉の微妙な色合いを楽しめるので
植え付ける人の感性でいくらでもファッショナブルになります。
一見地味な葉ぼたんですが
もしかしたら単純にカラフルな花の色を楽しむよりも
もっと上級者好みの草花かもしれません！
名農祭でご来場される際は、ぜひご覧ください。

収穫の秋

園芸科学科３年生が取り組んでいるリンゴの農業会社経営。
９月下旬、つがるから始まった収穫ですが
いよいよシナノスィート、シナノゴールドと終盤を迎えています。
気温が下がってきたせいか、味もぐんと良くなってきました！
これから収穫するリンゴは、名農祭で販売する予定。
校内でリンゴ販売を見かけたらぜひ購入お願いします。

自生地外保護の評価

今から１年半前、TEAMが種差海岸で人工授粉して得た
サクラソウの種子から育った苗です。
残念ながら今年開花しなかった株ですが、きっと来年は咲いてくれるでしょう。
このように自生地以外の場所で保護栽培することを自生地外保護といいます！
現在TEAMは、筑波大学と連携しながら自生地外保護を進めていくことを検討しています。
さてこの１年余り、サクラソウ保護の取り組みが認められ
いろいろな団体から高く評価してもらいました。
火事場のど真ん中にいるTEAMは夢中で走り回っているだけですが
第３者からみるととても意義ある取り組みだったようです。
嬉しいことに、この取り組みに対して表彰してくれるという団体が
来月だけでも複数あり本当に嬉しく思います。
順調にいけば種差海岸はまもなく三陸復興国立公園の一部となります。
今後は国立公園のシンボルとしてサクラソウは愛され続けるでしょう。

環境システム科正式発表

一昨日の新聞で正式に来春の高校募集人員が発表になりました。
統廃合の話題の中に、名農に工業や経営を学べる新学科が
誕生するという記事もついています。
さて第３農場の野菜ハウスで、面白いイチゴ栽培装置を見つけました！
奥に見える装置は養液を制御するコントーラー。
棚に据えられたプランターに点滴かん水しています。
手前の栽培棚は鉄管などでどうやら手作りしたようです。
作物をコンピュータ制御で栽培する。
栽培や機械の仕組みを学びながらもの作りをしていく。
なんとなく工業色が強く新学科の匂いがぷんぷんします。
記念すべき第１回生を迎えるためにもう準備が始まっているのです。

紅葉始まる

最近、朝夕の気温がぐっと下がってきました。
もう霜も降りています。
そのため、なかなか色づきが悪かった木々も
鮮やかに紅葉してきました。
11月３日～４日は名農祭！
いよいよ今週から本格的な準備に入ります。
200名にも満たない生徒で2000名もの来場者をご案内します。
ぜひみなさんで足を運んでください。