花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

続「祭りのあと」野菜畑!

2016年11月12日 | 生物生産科
先日、名農祭のなごりを見つけたのでご紹介しました。
すると第3農場にもたくさんの緑が見えるので
何かなごりがまたあるのではないかと行ってみました!
するとご覧の通り。
すでに収穫されてしまったキャベツ畑でした。
つい2週間前まで名農祭で賑わっていた場所とは
思えないほど静まり返っています。
気がつくと雪が降ってきました。
おそらくここでの実習も来年の春までないかもしれません。
農作物あっての元気な農場。
祭りのあとはいつでもどこでも寂しいものです。
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少数精鋭?

2016年11月11日 | 研究
チームフローラの3名が課題研究の授業で発表練習をしています。
なぜなら昨日もご紹介したように
13日の日曜日に東京の国立極地研究所で
来年度の北極研究と南極研究に選ばれた研究提案をするためです。
チームフローラフォトニクスは全部で10名いるのですが
5名は2年生でこの日、修学旅行に出発して不在。
残り2名も受検まで1週間あまりと近づいているため
連れて行くことができません。
そこで残った3名が発表してくることなりました。
極地研究所での発表は朝9時30分頃と始まりが早いので
当然前日に東京に乗り込まなければなりません!
しかし残った3名のうちの1名も土曜日が大学受験。
したがって午前の大学受験が終わった夕方
東京を目指すことなりました。
受験前ということもあり練習するのは
放課後ではなく課題研究の授業の時だけ。
なんとたった2回の練習で発表に臨むことになります。
とはいっても観光プランで文部大臣賞を受賞した百戦錬磨の3年生です。
なんとか大役をこなしてくれると信じています。
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春待ちニンニク

2016年11月11日 | 生物生産科
先日、久しぶりに第3農場に行ってきました。
ここは野菜圃場で生物生産科のベース基地ですが
さすがに名農祭の後では、ほとんど作物がありません!
それでも何か面白いものはないかと散策したところ
マルチが張られた畝から、
こんなかわいい芽がでているのを発見しました。
みなさんは何の作物かわかりますか。
一見、チューリップのように見えるこの作物は
この地域特産のニンニクです。
チューリップもニンニクもともにユリ科なので
似たような姿なんですね。
ニンニクは秋に植え付け、来年の初夏に収穫しますが
まだあたたかいのでこのように芽が出てきたのです。
でもこれは当たり前のニンニクの生態。
困ったことではありません。
さて先日、南部町にも雪が降りました。
これから冬になりどんどん雪が降ってきますが
ニンニクはその雪の下であたたかな春を待つことになります。
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雪マーク

2016年11月10日 | 学校
先日の朝、空気がぐんと冷えました。
草の葉にもご覧のとおり霜が降りています!
立冬も過ぎ、いよいよ本格的な冬がやってきそうです。
そんなことを思ってテレビを見ていたら天気予報は雪マーク。
夕方から雪が降るというのです。
そろそろ雪がちらついてもいい頃だと思っていましたが
夕方からかなり降ってきました。
そしてとうとう朝方まで降り、
道に雪が積もってしまいました。
南に住む人は幻想的な北国の雪に憧れるようですが
当事者にとっては厳しく辛い季節。
越冬準備をすることにします。
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北の国から!

2016年11月10日 | 学校
このところよく鳥の鳴く声が聞こえてきます。
見上げるとご覧のようにハクチョウの編隊!
子育てが終わり飛べるようになった雛とともに
遠くシベリアから南部町に帰ってきました。
実はこのハクチョウ、以前はどのようなルートで
日本にやってくるのかよく分かっていませんでした。
しかし発信器などをつけて調査しているうちに
今はだいたい2つのルートがあることが分かってきました。
ひとつはカムチャツカ半島から千島列島を通って日本に来るコース。
そしてもうひとつはサハリンを経て来るルートです。
いずれもスタート地点はロシアの北極海に面したツンドラ地帯。
よくもまあこんな寒い北極圏で子育てしたものです。
でもさすがに冬になると食べ物がなくなるので
日本に帰ってきたというわけです。
ところで北極といえばチームフローラフォトニクスが提案した
北極研究テーマが採用され、来年の夏、
実際に日本の北極観測隊が調査してくれることになりました。
提案内容は「北極に咲く花のネクターガイド」。
昆虫を誘うネクターガイドを北極の花も持っているのか見てみたいという
好奇心から応募したところ、見事採用されました。
驚くことに南極観測テーマにも選ばれているのでW受賞です。
表彰式は11月13日、国立極地研究所で行われ
同時に観測隊との打ち合わせも行われます。
来年はどうやら極地研究にも取り組むことになりそうです。
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