花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

商品撮影技術でサポート

2018年09月29日 | 研究
ストックホルムで行われた水の国際大会に出場する際、
どうしてもインゲンの収量を表した新しい図表が必要になりました。
もちろん収量はグラフでの表示になりますが
グラフを載せる背景を撮影したのがこの写真です。
左が乾燥したマメ、右がさやいんげん。
どちらもフローラが水上で実際に育てたものです。
この上に棒グラフが載るのですが
いかに棒グラフを邪魔せずにマメを自然に表現するかが求められます。
そこでメンバーにサポートしてもらいながら
奥行きがわからないようなオリジナルの壁紙を撮影しました。
今はパワーポイントで誰でも簡単に図表を作れる時代になりましたが
昔はコンピュータがないので写真がすべてでした。
したがって何度も商品撮影の練習をしたものです。
直接ライトを当てると影が出るので
トレーシングペーパーを被せて光をやわらげたり
光をバウンドさせて光を周囲から回り込ませるなどテクニックはいろいろ。
こんな写真を撮らなくなって20年以上も経ちますが
久しぶりにやってみました。
今回はすべて彼らが自ら考えて取り組みましたが
唯一、彼らをサポートできたのがこの写真。
ちょっぴりですが貢献できました。
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ファットスクーター

2018年09月28日 | その他
ストックホルムに行くと歩くのが恒例。
前回の反省を活かしてスニーカーを用意しました。
歩いたおかげでいろいろな不思議なものを見つけました。
これはそのひとつ。すごい太いタイヤのスクーターです。
世界的に太いタイヤの自転車「ファットバイク」が人気のようで
ストックホルムでもたくさん見かけました。
これはそのスクーター版です。
インターネットで調べてみると
SCROOSERという商品名の電動キックスクーターのようです。
面白いのは地面を蹴るとスイッチがオンになり
動き出すようですが、なんと時速は6km〜25km。
数段階設定されているので自分で選び
充電で55km走るとのことです。
太いタイヤは未舗装の名農の農場を走るには最適。
でも問題は日本では一般道路を走れないこと。
そして約$6000と高価なこと。
今回も面白いものを見つけました。
興味のある方はメーカーのサイトを御覧ください。
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天井の青空 ?

2018年09月28日 | その他
大会も無事終了したメンバー。
スウェーデン最終日はスホックホルムの市内観光を行いました。
船で行ったのはドロットニングホルム宮殿。
17世紀に王様によって建築された世界遺産です。
バロック式庭園は園芸科学科の人たちに見せたいほど見事なものでした。
宮殿は一般公開されていますが、面白いのは撮影OK。
おそらくストロボをたかない限り大丈夫です。
でも厳しいのは荷物を背中に背負ってはいけないこと。
リュックは胸の方に回してかつぎます。
これは間違って背負った荷物で
物品を壊さないようにという目的があるようです。
重厚な装飾が並びますが、パッと目に入ってきたのがこの天井。
それはきれいな青色の絵画で青空が広がっているかのようです。
青の色彩を見ると思い出すのがオランダの画家「フェルメール」。
ラピスラズリという顔料で深い青が印象的な絵画を数多く書かれています。
ツタンカーメンの棺も確か金にラピスラズリの青が施されていたはずです。
フェルメールが活躍したのは17世紀、つまり1600年代。
このドロットニング宮殿ができたのも同じく1600年代。
もしかしたらこの顔料もラピスラズリかもしれません。
ラピスラズリは17世紀、金よりも高価だったといいますから
いかに豪華な建築物かがわかります。
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ビートルズのリンゴ

2018年09月27日 | 
スウェーデンのスーパーマーケットにリンゴが並んでいます。
青森県のリンゴに比べるとふた回りほど小さい小玉。
赤いリンゴ品種名はちょっと確認できませんでしたが
緑のリンゴはすぐわかりました。
ご存知、グラニースミス(Granny Smith)。
オーストラリアで1800年後半に育成された古い品種です。
年配の方はビートルズのアップルレーベルのリンゴといえば
思い出すかもしれません。
昔、青森ではお盆になるとよく青リンゴを供えたものですが
最近は、ないことはないのですが、あまり見ることがなくなりました。
食べてみましたが酸味の強い懐かしい味。
アップルパイに最適といわれるという理由がわかります。
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文字が中央線?

2018年09月27日 | 研究
ノーベル賞授賞式で有名なコンサートホールのそばの道です。
よく見ると中央線がおそらくスウェーデン語の文字でデザインされています。
ちょっと調べてみてもこれについて紹介したサイトはなかったので
なんと書かれているのかわかりませんが、
「神」とか「愛」という意味の語句があります。
何か聖書や文学作品の一節書かれているのでしょうか。
ご存知の方はぜひ教えてください。
漢字を使っている私たちにとって文字はそのものに意味がありますが
海外のアルファベットのような文字は音を表す記号です。
したがってパッと見ただけでは読めない私たちにとっては
とてもお洒落に感じてしまいます。
もしこれが漢詩だったらまた違う感じがすると思います。
果たしてスウェーデン人はどう感じているのでしょうか。
ちょっと興味があります。
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